運動会に向けて!自宅で“家事しながら”の体力づくり法

第57回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
秋の行事のなかで子どもが盛り上がるものといえば運動会。最近では、運動会の開催時期を秋から春に変える学校も増えていますが、まだまだ秋の学校も健在。当日の催し物の練習をがんばっているお子さんも多いでしょう。

とはいえ、運動会は子どもだけのものではありません。二人三脚や綱引き、リレー、玉入れなどなど。保護者参加型の競技も多数あり、子どもにカッコイイ親の姿を見せる絶好のチャンス! 今のうちから自宅で簡単にできる運動をして、体力づくりをしておくと安心です。

●いつもの家事にプラスアルファで良い運動に

日ごろの家事を少し工夫するだけで、運動効率を上げることができます。例えば洗濯の場合。床に置いた洗濯かごのなかの汚れ物を洗濯機に入れる際は、腰を曲げて取るのではなく、膝を曲げてスクワットのような動作にすれば、それだけで足腰の運動に効果的。洗濯物を干す際も、洗濯物をしゃがんで取るようにするとなお良し!

運動会に向けて!自宅で“家事しながら”の体力づくり法

また、床掃除の際は、掃除機だけでなく雑巾がけも行いましょう。ポイントは膝を床に付けずにすること。慣れるまでは大変ですが、その分良い運動になります。他にも、料理や洗い物の最中は、姿勢を正してお腹に力を入れて凹ませながら腹式呼吸をすると、腹筋に刺激を与えることができます。

●ながら運動で毎日継続させよう

運動は1回しただけでは意味がありません。長く継続することが大切です。そのためには、楽しみながら運動したり、毎日5分だけでもいいので運動したりするように心がけましょう。低めのイスや台があるなら、踏み台昇降がオススメです。背筋を伸ばして、イスや台に片足ずつ乗って降りる動作を繰り返すだけ。テレビをみながら自分のペースで実践できるうえに、有酸素運動で体力づくりだけでなくダイエットにもよし! 最初から高い目標を掲げてしまうと、続けられないことがあるので、まずは、毎日少しでもすることを意識することが運動を続けられる秘訣です。

運動会に限らず、健康のためにも日ごろの生活のなかに運動を取り入れることは重要です。もし、運動不足で悩んでいるようなら、気軽に始められるものからチャレンジしてみてはいかがですか?
(文・奈古善晴/考務店)

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