「不倫ママ友仲間」にならないための断り方、上手な線のひきかたについて、「AllAbout恋愛ガイド」の藤嶋ひじりさんは次のように話す。
「不倫のための頼みごととわかった時点で、ママ友との関係性を見直しましょう。飲み会などに誘われたら、嫌なら断れば良いだけ。どこまで本気で不倫しているのか、ママ友にツッコんで聞いてみるのもアリだと思います」(藤嶋さん 以下同)
バレてしまったとき、夫婦関係が壊れる覚悟があるのかママ友に聞いてみて、「大丈夫」「バレない」と言うようなら、「私はうまく隠せない」「うちの夫は鋭いからムリ」「バレたらあなたにも迷惑をかけるから」などと断るのが良いそう。
「軽いノリでうまくやっていけると思っている人なら、断れば引いてくれると思います。また、本気でどっぷり不倫に浸かっている人なら、周りを誘わないのではないでしょうか」
●自分の子どもへの影響を考え、はっきりと断る勇気も必要
子どもを預かる場合や、アリバイ工作に使われる場合も、嫌だと思ったら、その時点で断るべきだそう。
とはいえ、断ることに罪悪感を持つタイプの人もいる。そういう人はどうしたら?
「子どものことを第一に考え、断る練習をする機会と考えましょう。自分ひとりの場合は良くても、親として子どもを守らなければいけないと思うと、自然に断れるようになる人も少なくないですよ。それに、ずるずると断らないでいると、変なことに巻き込まれたり、嫌な役割を押し付けられたりと、おそらくほかのことでも困ることがあると思います」
子どもをしばしば預かっていると、日々の生活パターンがくるったり、家のなかのルールが崩れたりするもの。結果的に、自分の家や子どもにしわ寄せが出ることも多いのだ。
ママ友の頼みごとに付き合うエネルギーを、自分の夫や子どもに使うこと。そのために、断る勇気を持ちたいものだ。
(田幸和歌子+ノオト)