ブロッコリーを洗う時、水を弾いてしまって本当に洗えているか不安になったことはありませんか?とはいえゴシゴシ洗おうものならつぼみが潰れそうだし……。今回は虫や汚れをしっかり落とす洗い方を解説します。
そもそも、ブロッコリーは洗った方がいいの?
サラダやおかずに重宝するブロッコリー。料理前にさっと水で洗って汚れを落とす方も多いと思います。そんなブロッコリーですが、そもそも洗った方がいいのでしょうか?2つの視点で解説します。
農薬はついている?
ブロッコリーに農薬が残っているのでは?と気にされる方も多いと思います。農薬は野菜を育てる際に病害虫がつかないよう使いますが、使用基準は国がしっかりルールを決めているので、安心して食べることができます。
農薬を落とすという意味では気になる方以外は無理に洗わなくてもいいでしょう。
虫やホコリはついている?
ブロッコリーは、その形状の独特さから虫やホコリが付着している場合があるので、洗ってから使うことをおすすめします。
例えば、葉の部分にはモンシロチョウの幼虫であるアオムシや、ガの幼虫であるコナガなどが付着することがあります。また、アブラムシは蕾や茎につくことも。
これらの虫は誤って食べても重大な害はないですが気持ちの良いものではありませんよね。極力口に入れないためにも洗って使いましょう。
洗う時の注意点
ブロッコリーは主に房の蕾を食べる食材。洗う際にごしごしと強く洗わないようにしましょう。優しく洗うのは蕾が潰れたり、ボロボロと抜けてしまうのを防ぐためです。
またブロッコリーは水溶性の栄養素・ビタミンCが豊富ですが、その名の通り水に溶け出す性質を持っています。長時間水に浸さないことも意識しましょう。
配信: トクバイニュース