●少し経費をかけてもきれいで安全な包装を…
「私の場合は、ハンドメイドクセサリーが主なので、まずは商品がこわれないようにプチプチなどのエアクッションで二重に梱包し、キレイな紙袋で発送しています。定形郵便で発送する場合は、ポストにきちんと入らなければいけません。そのため、商品が極力薄くなるように、そして安全が保たれるような工夫をしています」(martanさん 以下同)
例えフリマと言えども、ショッピングでお金を払うことに違いはない。受け取る側の気持ちになって、商品が届いた時に“幸せな気分”になるような包装を心がけているという。
「使い古したような袋に入れてしまうと、商品自体の魅力も半減してしまうので、リピーターへとつながるような包装を心がけています。ショップのロゴを入れたお手紙や台紙を入れると、こちらの思いも伝わるし、ショップの箔もつくので、本格的に稼ぎたい方にはおすすめです。でも、リサイクル感覚で、不用品をちょっと売りたい!という方は、とにかく清潔であれば問題ないと思いますよ。雨を考慮して、一度ビニール素材の袋に入れるのは大前提ですし、Amazonで梱包用の資材も安く手に入るので、事前に勝って準備しておくといいかもしれませんね」

包装で手間をかけた分、到着時のコメントでは褒められることが多いというmartanさん。
「ショップ・個人の評価にも関わるので、包装は大事。アクセサリーの場合、特に安全・安心が信頼へとつながり、リピーターになるケースが多いので、手を抜かず、常に相手側の気持ちに立って包装しています」
1回だけの取引で終わらないようにするためには、最後まで手を抜かず、売る側も誠意を見せることが大切なようだ。
(取材・文/蓮池由美子)