そんなときに、あるとうれしいのがバスボム。ただ、LUSHやSABONのような人気ショップのバスボムは、1個500円以上するものが多くて、日常遣いにはちょっと…。ならば、自分でつくるという方法もあります!
●基本のバスボムは重曹とクエン酸、コーンスターチだけ
バスボムをつくるのは難しそうに思えますが、実はすごく簡単につくれるんです。基本となる材料は、食用の重曹とクエン酸、コーンスターチのみ。分量は、重曹(大さじ2)、クエン酸(大さじ1)、コーンスターチ(大さじ1)。これらをボウルなどでしっかりと混ぜ合わせて、無水エタノールや水を少しずつ足していき、手で丸めたときにシッカリと固まる程度にします。ただし、水を入れ過ぎるとボウルのなかで、発砲してしまうので、水の分量には注意が必要です。あとは、お好みの型に入れて、1日~2日ほど乾燥させたら完成!
市販品のようなキレイな丸状にしたい場合は、『バスボムメーカー』という、手づくりバスボム用の器具を使うと便利です。ガチャガチャの丸いケースを使用してもいいかもしれません。
また、バスボムに香りをつけたい場合は、固める前にアロマ精油やドライハーブ、ドライフラワーを混ぜ込むようにしましょう。固形物を入れると、後片付けが大変になる可能性があるので、小さな固形物よりは、花びらなどの大きめのものを使用したほうが片付けが楽になります。他には、子ども向けに、バスボムのなかに玩具を入れておくと、溶けたバスボムのなかから玩具が出てきて、子どもが喜ぶことは間違いなし!?
ちなみに、重曹には毛穴の汚れを落としたり、体臭を抑えたり、肌の保湿力を高める効果があると言われています。クエン酸には、抗酸化作用や、活性酸素予防が期待できるので、前述のバスボムは楽しいだけではなく、肌ケアにもピッタリなんです。
子どもと一緒に遊び感覚で、たくさん作って常備しておくといいかもしれないですね!
(文・奈古善晴/考務店)