「気にしなくていい」と義母は言うけど…離乳食の味付けから考える「家庭の味」

「気にしなくていい」と義母は言うけど…離乳食の味付けから考える「家庭の味」

子どもの離乳食は薄味を貫きたかったものの、味の濃い義母の手料理を食べさせざるをえなかったママの体験談です。義母が作る濃い味に同意はできなかったけれど、こだわり過ぎてもよくないとママなりに最善の策を考えたそうです。

息子は離乳食初期から食べるのが大好きでした。離乳食中期ごろは、おかずはだいたい毎日のお味噌汁から取り分けて、味付けはだしのみの野菜などを食べさせていました。そして事件が起きたのは、義母の家に遊びに行ったときのこと。よく食べると言う息子のためにごはんを作って待っていてくれたのです。しかし作っていたのは味の濃い肉じゃがでした……。

 

「気にしなくていい」と義母は言うけど…離乳食の味付けから考える「家庭の味」

 

「気にしなくていい」と義母は言うけど…離乳食の味付けから考える「家庭の味」

1歳までは薄味のものを食べさせたい私

息子のためにと出してくれた肉じゃがは、大人も一緒に食べられるから、と作ってくれたようです。義母は田舎育ちで味付けは濃いめ。せっかく義母が作ってくれたのに断ることもできず、その日初めて濃い味付けの料理を食べさせました。

 

息子はおいしそうにパクパク食べ、義母もたくさん食べる息子を見て「また作ってあげるからね!」とうれしそう。私としては、1歳ごろまでは味の薄いものを食べさせたいのに……とモヤモヤした気持ちでした。ですが何も言えず、その場をやり過ごすことに。

まさかの義母の考えにビックリ!

私はせめて1歳になるまでは、薄めの味付けのものを食べさせるべきだと考えていました。幼いころの食事は将来の味覚形成に関わると、健診のときに保健師さんから聞いていたからです。そのため、義母が作った肉じゃがを食べさせるのは正直嫌でした。せっかく離乳食が順調なのに、味の濃いものしか食べなくなったらどうするの!という気持ちでいっぱいだったのです。

その日のことを夫に話したら、義母に「もう少し味の薄いものを食べさせてほしい」と伝えてくれることになりました。ですが、義母の考えは「遅かれ早かれ3歳になれば大人と同じものを食べるのだから気にしなくていい」といったものでした。

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