高い?低い? 606人の妻が採点した夫の平均点は65点

第3回 妻たちの離婚計画
夫婦とはいえ、もとは他人同士。一緒に人生を歩めることに感謝することもあれば、日々不満を感じることもゼロではないはず。世の中の妻たちは、自分の夫に対してどの程度満足しているのでしょうか? その満足度を探るべく、子どもがいる既婚女性606名に独自調査を実施しました。

●夫に「不満あり」が大多数!

そもそも、夫に対する不満を持っている妻はどれくらいいるものなのか。「パートナーに対し、本当は言いたいけれども言えず、胸に秘めている不満はありますか?」という質問に対し、「ある」と答えた人は、なんと77.6%。大多数の妻たちが言うに言えない不満を溜め込んでいるようです。

ちなみに、多かった不満の理由は次の通り(複数回答)。

1位 家事分担の偏りについての不満 54.6%
2位 相手の性格に関する不満 50.2%
3位 育児分担に関する不満 45.8%

家事、育児といった生活をするうえで、夫のサポートの少なさが不満の原因の多くを占めるようです。

妻が採点! 夫の平均点は?

●平均点は真ん中よりちょい上

また、「パートナーへの満足度を点数化するとすれば、100点満点中、何点ですか?」と聞いてみると、1点から満点までばらけたものの、平均点は65点という結果になりました。

高い点数をつけた人は、概ね夫の積極的な子育て参加を評価している模様。

「90点。休みの日は子供の面倒を見てくれたり、家事で手を抜いても文句を言わない」(30代)「99点。とても協力的だが、やってあげているというような雰囲気がある」(30代)

一方、減点対象になったのは、夫の身勝手ともとれる行動や考え方。

「15点。お金をいっさい家にいれてくれない。生活費は全て私の週2の少ないパートで稼いだ給料」(20代)、「1点。家族と家庭内の時間を合わせない」(30代)、「62点。カツラの維持管理に外出するのは最優先かつ当然と思っているところに腹が立つ。『自分の小遣いの範囲内でやってる』が、子供がいたら通用しません」(40代)

あまり不満を溜め込み過ぎたら体に毒。とくに男性は、はっきり言わないと、妻の不満に気づかない人も多いものです。ときには、普段思っていることを、思い切って夫に打ち明けてみるのも手かも?
(構成・文:末吉陽子/やじろべえ)