●ノーパン健康法とは
ノーパン健康法は意外にも歴史が長く、1990年代に医学博士の丸山淳士氏がラジオ番組で、「パンツを脱いで寝ると良い」と発言したことから、最初のブームが始まりました。この健康法の反響はものすごく、番組には体調が良くなったというはがきが4000通を超えるほど届いたそうです。
そもそも足の付け根には、下半身にリンパを送る重要なリンパの通り道があるそうで、ここの締め付けを無くした状態で睡眠をとることで、老廃物の通り道を確保し、良い睡眠を得られるのだとか。寝付きが悪かったり、睡眠が浅い人には効果が期待できます 。
●どのような効果があるのか?
人間の体は、何も身につけなければ、自ら熱を発して体を温めようとするそうです。そのため、ノーパン健康法で真っ先に実感できるのは、冷え性の改善とのこと。さらに、リンパの流れが良くなり、良い睡眠も取れるようになることで、便通が改善されるケースもあるのだとか。
●疑問を投げかける医師も
もちろんパンツをはかないで寝るだけで、本当に健康になれるのであればいいのですが、そもそもパンツの有無だけで毛細血管やリンパが影響を受けるほど締め付けが変わるとは考えられないと、懐疑的な意見を述べる医師もいます。ただし、実際に血流やリンパに影響は無くても、締め付けをなくすことで、リラックス効果があることは確実なようです。
●多くの有名人も実践
元フィギュアスケートの浅田舞もテレビ出演時に、ノーパン健康法を行っていると発言しており、他にも優香や深田恭子、長澤まさみ、AKB48の大島優子など、多くの芸能人の間で現在ブレイク中!?
この冬は、敢えてのノーパン睡眠で健康を目指すことが流行になるかもしれないです。
(文・姉崎マリオ/考務店)
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