●手まり寿司がオーナメントの可愛い“バランツリー”
このクリスマスツリー、よーく見てください! 実は、お料理やお弁当の仕切りや彩りとして使われる“バラン”と手まり寿司で作ったツリーなんです。
「バランをツリー状に並べたら両面テープでまな板に固定します。あとは手まりサイズの寿司をオーナメントに見立てて盛りつけて、ツリートップは星型の容器にいくらを盛りつけてみました。バランは100均で手軽に手に入りますし、お寿司はテイクアウトのお寿司を半分サイズに切って盛りつけてもいいので簡単で手間もかからず、ひと味違ったおもてなしの一品になります。カラフルなお寿司がテーブルをより華やかにしてくれますよ!」(山下裕美子さん)
●らくやきマーカー、マステで作る“組み合わせディッシュ”
クリスマス柄の可愛い絵皿って、活躍の場が年に一度のクリスマスだけだったりしませんか? それってなんだかもったいない…。そんな人にオススメなのが、“組み合わせディッシュ”だそう。
「9枚の角皿を並べるとツリーになる手作りディッシュです。このアイデアだけでもパーティーおもてなしでは注目を集めること間違いなしですが、このお皿の一番の魅力は、一枚一枚バラバラにするとクリスマスツリーには見えないので、クリスマスが終わったあとも普段使いのお皿として一年中活用できることなんです」(森谷仁子さん)
作り方は、次のとおり。
「絵やメッセージを白いお皿に書いてオーブンで焼くだけで手軽にオリジナルのお皿が作れるグッズ“らくやきマーカー”を使います。9枚の角皿を用意して、並べるとクリスマスツリーが完成するようにデザインしましょう。描き方のコツは、各々のお皿の模様をストライプやドット、チェック、雪の結晶、英字などいろいろヴァリエーションをつけると一枚でもオシャレで可愛いお皿に仕上がりますよ!」
クリスマスツリーだけでなく、組み合わせディッシュでリースも作れます。
「こちらも、4枚合わせればクリスマスリースになりますが、バラバラにすれば可愛い絵柄のお皿として普段使いできます。作って楽しい、使ってうれしいお皿です」(山崎由樹子さん)
同じ方法で、もっと簡単に作りたい人はマスキングテープでデザインするのがおすすめだそう。
「マスキングテープは使ったあとすぐに剥がせるので、普段は真っ白のシンプルなお皿として使えますし、いろいろなイベントに合わせてまったく違ったデザインの“組み合わせディッシュ”が何度も楽しめるのも魅力なんです。マステの場合は、水気のある料理などは向きませんので、お菓子やナッツ類用のお皿にオススメです」(森谷さん)
クリスマス前に親子でお皿作りを楽しみ、パーティー当日は親子でバランツリーを作り、手作りしたお皿でおもてなし…。素敵なクリスマスの思い出がたくさんできそうですね!
(撮影/田子芙蓉 構成・文/横田裕美子)