キレイなお家は、こまめな掃除ができる状態になっている!
キレイなお家は、床にホコリなどがなく、水回りは清潔で、テーブルの上は片付いて、つねに整頓されています。もしも、モノがあちこちに散らかっていれば、掃除の前に片付けるところから始まるので、なかなか掃除にたどり着くことができません。…ということは、お家の中が散らかりにくい暮らしができれば、こまめに掃除もできてキレイなお家がキープしやすくなるということなのです!
<心得1> 床にはモノを置かない!散らかしグセをなくす
床にモノを置きだすと、いつのまにか足の踏み場もなくなります。“ちょっと置き”は、玄関棚やテーブルの上など、やがて範囲を広げ、散らかしグセがどんどんついてしまうので危険。“床に置かない!”を徹底するだけでお家は散らかりにくくなり、床にモノがないことで床面積が増えて部屋も広く見えます。お掃除もしやすくなる為、キレイな状態が維持できるということです。
<心得2> 1日1回、リセットのタイミングを決める!
・シンクの中
・ダイニングテーブルの上
・玄関(靴整頓)
・トイレ
・洗面台
この5箇所をキレイにしておくだけで、お家全体を掃除しなくてもキレイな印象になります。朝起きた時・家族が出かけたあと・夜寝る前など、その人にあったリセットのタイミングを決めて、1日1回のリセットを習慣にできるとキレイが続くのです。
〈心得3〉郵便物はその日のうちに確認・分類する!
毎日のように届く郵便物。あとで見ようと思ってテーブルの上に置いたつもりが、いつの間にか山積みになって忘れていたりしていませんか?郵便物には広告類が多く入っていますが、すぐ確認すべき手紙や重要書類もありますよね。だからこそ、紙類はその日のうちに確認しましょう! ただ、あとでゆっくり見たいチラシや、今すぐは処理できない書類などもあるかと思いますので、4つに分類します。
《4つに分類》
・重要なモノ(処理する)
・あとで見るモノ(見たら処分)
・保存するモノ
・処分するモノ
〜わが家の場合〜
・重要なモノ→ 引き出し1段目
・あとで見るモノ・クーポン券など→ 引き出し2段目〜4段目
・保存するモノ→ 別の保存ボックスへ
・処分するモノ→ ゴミ箱へ
キャビネット棚の引き出しに、分類した書類を1段ずつしまう場所を作っています。また、家族1人ずつに書類ゾーンを設け、届いた書類はそれぞれの書類ゾーンへ。各自で確認してもらいます。お子様がまだ小さい場合はお母さんゾーンに一緒でも構いません。分類したモノをしまえる場所があると、紙類のちょい置きもなくなります。
〈心得4〉ゴミ箱を置いて、こまめにゴミを捨てる!!
お家にゴミ箱はいくつありますか?モノが多いお家に限って、ゴミ箱があまり置いていなかったり、ゴミ箱が小さくていつもゴミがいっぱいだったりします。当たり前の話のようですが、ゴミ箱が近くにあると簡単にゴミが捨てられます。ゴミ箱が近くにないことで、本当はもういらないモノでも、捨てられずにそのまま見過ごしてしまっていることがあります。モノを溜め込んでしまいがちの方は、ゴミ箱を増やして、すぐ捨てられる状態を作ってみるのも良いかと思います。また、ゴミ箱を置く位置のポイントは、ゴミがよく出やすい場所です。洗面所など狭い場所では、棚や引き出しの中にゴミ箱をセットすると、生活感も隠せて邪魔にもなりませんよ。
〈その5〉「とりあえずボックス」を用意して、置きっぱなしをなくす!
リビングや寝室に「とりあえずボックス」を置くことで、読みかけの雑誌やブランケットなどの一時置き場となり、テーブルやソファへの置きっぱなしが防げます。また、洋服や靴下を脱ぎ散らかすお子様(旦那様でも)の場合には、よく脱ぎ散らかしている周辺に専用ボックスを置いてあげて、まずはその専用ボックスに入れる事を習慣付けさせましょう。入れる場所が決まっていると、そこに入れやすくなります。ただ、専用ボックスが行動導線上にないと面倒くさくなり、その辺に脱ぎ散らかしてしまうので、ちょっと観察して無理のない場所に置いてみてください。
[まとめ]
いつもキレイなお家は、散らかりにくい工夫をしながら生活をしています。お片づけは、年末の大掃除!のように、一気にやろうと思うと時間がかかるので、普段からいらないモノを捨てるクセをつけたり、もっと使いやすいように収納を変えてみたり、使ったら元に戻すなどの意識が大事。散らかりにくいお家へと繋がっていきます。片付いたお家はこまめな掃除もしやすいので、その結果、キレイがキープできるということです。まずは、すぐできることからはじめて、キレイなお家でいられるための行動をしてみてはいかがでしょうか?