七五三前に知っておきたい4つのポイント

第162回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
今月11月15日は七五三。子どもの成長を祝い、これからの健やかな成長をお祈りする行事です。最近では、子どもの服装や髪形、メイクなどにこだわる親も多く、子どもにとっても親にとっても大切な行事のひとつではないでしょうか。七五三を失敗させないためにも気をつけるべきポイントを紹介します。

●ママ・パパの服装は子どもよりも控えめに

子どもは着物や髪飾り、洋装でハットをかぶるなど、ばっちり着着飾りますが、一緒にママ・パパも…というわけにはいきません。七五三の主役は子ども。親の服装は、子どもを引き立てるような恰好がふさわしいでしょう。

ママの場合は、淡い色合いのスーツやワンピース、もしくはダーク系のスーツならネックレスやコサージュで少しだけ華やかにします。ただし、コサージュに関しては賛否両論あるので、派手すぎるものは控えたほうがいいかもしれません。また、パンツスーツよりはスカートのほうが一般的と言われています。パパの場合は、ダーク系のスーツに少しだけ明るめのネクタイでOK。注意事項としては、ママが和装でパパが洋装のような恰好が異なってしまうのはNG。親は服装を揃えつつ、子どもより控えめに、と覚えておくといいでしょう。

七五三前に知っておきたい4つのポイント

●初穂料は5000円からが一般的

神社で祈祷やお祓いなどの謝礼として渡す初穂料。金額相場は5000~1万円ほどと言われています。神社によっては、「●●円~」とあらかじめ金額が決まっていることもあるので、金額がわからない場合は、神社に直接問い合わせをすると、金額を教えてもらえる場合もあるそうです。

●当日は時間に余裕を持たせたスケジュールに

見落としがちなポイントとして挙げられるのが、当日のスケジュール管理。神社でお祓いをしてもらったあとに、ホテルやレストランに移動して食事をする。七五三の時期は忙しく、予定通りにお祓いなどが終わらない可能性が考えられます。写真撮影や食事など、当日のスケジュールは詰めすぎずに、時間に余裕を持たせておくと安心です。

●もしも両親からお祝いをもらったら

ご家庭によっては、両親から七五三のお祝いをもらうこともあるでしょう。「お返しをどうしよう?」と悩むかもしれませんが、両親からのお祝いの場合は、当日に一緒に食事をしたり、記念撮影の写真をプレゼントしたりする程度でいいのだとか。

子どもの成長をお祝いする以外にも、小さかったころの思い出を記録するために、七五三を楽しくお祝いできるといいかもしれないですね。
(文・奈古善晴/考務店)

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