捨てるのはもったいない!みかんの皮で消臭

第185回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
冬の定番フルーツのみかん。ビタミンCで風邪予防や、クエン酸で疲労回復など、みかんはおいしくて健康にも良いフルーツ。皮もむきやすくて食べやすいのですが、みかんの皮をそのまま捨てている人も多いのではないでしょうか? でも、みかんの皮はいろんなことに使えるので捨てるのはもったいない! 活用法をご紹介します。

●消臭として使う

みかんやグレープフルーツなどの柑橘系のフルーツには、消臭効果があるといわれています。使い方は、むいた皮をニオイが気になる場所に置いておくだけ。下駄箱やトイレ、台所など生活臭が発生しやすい場所に置いておくと、ニオイを和らげられる可能性があります。

捨てるのはもったいない!みかんの皮で消臭

●洗剤として使う

みかんの皮には、リモネンやペクチン、クエン酸などの成分が含まれていて、汚れ落としやツヤ出し、消臭などに効果があります。そこで、水(400cc)に、みかんの皮(4個分)を入れて15分ほど煮詰めます。冷ましてこしたら、みかんの皮の洗剤のできあがり。スプレー容器に入れると扱いやすく、畳やキッチンまわり、冷蔵庫内の掃除などに活用できそう。ただし、長期保存はできないので、1~2週間ほどで使い切りましょう。

●電子レンジの掃除に使う

電子レンジの汚れやニオイ取りにも活用。まずは、雑巾などで電子レンジ内の汚れを簡単に取り除きます。そのあとにみかんの皮を入れて1~2分ほど過熱。これだけでニオイが取れているハズ。あとは、レンチンした皮で汚れをふき取って、崩れ落ちてしまった皮を捨てれば完了!

●入浴剤として使う

みかんの皮は陳皮(ちんぴ)と呼ばれる漢方薬のひとつ。陰干しで1週間以上乾燥させた皮をお風呂に入れれば、それだけで体が温まりやすくなり、風邪の予防や改善、冷え性やリウマチに効果があるそうです。

これからみかんを食べるときは、皮は捨てずに掃除グッズや入浴剤として使ってみるといいかもしれません。とはいえ、放置していたガンコなこびりつき汚れをみかんの皮だけで落とすのは難しそう…。掃除は日ごろからこまめにするようにしましょう。
(文・奈古善晴/考務店)

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