■獅子頭守(鎌倉宮)
勇ましい獅子頭をユーモラスにデフォルメしたお守り。古くから「厄を食べ、幸せを招く」といわれる獅子頭にあやかり、厄除け、幸運招来、交通安全」などの願いを叶えてくれるそう。玄関や車のダッシュボードの上など、願掛けしたい場所に見えるようにおまつりします。
■相和守り(明治神宮)
教育勅語十二徳のひとつ「夫婦相和し」にちなんで命名された、夫婦円満のお守り。明治神宮御社殿前の夫婦楠のように、「つねに仲睦まじく、互いに慈しむ心を忘れないため」にと、2体1組になっています。夫婦それぞれ1組ずつ持っておくと、お互いに思いやりの心を持てるかも?
■ランドセル守(十番稲荷神社)
小さなランドセルを模した、その名も「ランドセル守」。その名の通り、革製の小さなランドセルタイプのお守りで、学業・交通安全などのご利益があります。カラーは黒、赤、ピンク、青、黄色の5種類を展開。子どものランドセルに、アクセサリーとしてつけるといいかもしれません。
■まさる守(山王日枝神社)
国会議事堂近くの日枝神社にて頒布されているのが「まさる守」。境内に安置されている夫婦の猿神様にちなんだ、かわいい「おさるさん」のお守りです。「魔が去る」「何事にも勝る」ということから、魔除けや勝負事のお守りとして人気を博しています。
■願叶う守(鎌倉 長谷寺)
イチゴの形を模したお守り。「一(いち)」と「五(ご)」で“十分なご利益に恵まれる”という語呂合わせになっています。長谷寺では他にも、イチゴ型の鈴がついた「イチゴ鈴守」、てんとう虫の形をした「てんとう虫守」(転倒防止など)、スイカを模した「スイカ守」(スイスイ開運)など、趣向を凝らしたデザインのお守りが揃っています。
折しも、年始の初詣シーズンが間近。新年はかわいいデザインのお守りを目当てに、いくつかの神社を参拝してみるのもいいかもしれません。
(前田智行)