春の日差しをたっぷり浴びて旬を迎える山菜、わらび。クセのある味や食感が特徴的な食材ですが、おいしくいただくにはアク抜きが欠かせません。この記事では初心者でも失敗しないわらびのアク抜き方法について解説します。
わらびにアク抜きは絶対必要?しないとどうなるの?
わらびや菜の花がほろ苦いように、多くの山菜は苦味やえぐみを持っています。この不快な味の成分のことを「アク」と呼びます。わらびは特にアクの強い山菜なので、アク抜きをせずに使うと料理全体の味を損ねてしまいかねません。また、わらびはプタキロサイドと呼ばれる発がん性物質を含んでおり、アク抜きをすることで取り除くことができます。
適切なやり方でわらびのアク抜きをして、美味しく春の味を楽しみましょう。
わらびのアク抜きのコツ
わらびのアク抜きは重曹を使うのが一般的ですが、重要なのは「お湯の温度」と「重曹の量」です。これは、お湯の温度が高すぎるとわらびが溶けて食感が悪くなり、重曹が多くなりすぎると重曹の苦味が出てしまうためです。
必ず火をとめて粗熱を取ってからわらびを加え、重曹の量が多くなりすぎないよう計量スプーンで正確に量るようにしましょう。
配信: トクバイニュース