●赤ちゃんの名前が入っているものはちょっと…
赤ちゃんが生まれたことに対しては、お祝いの気持ちを抱いている人が多いでしょう。だからといって赤ちゃんの写真フォトフレームや名前入りのギフトをもらってうれしいかといえば、正直微妙…。写真は飾りたくはないし捨てづらい。名前入りのお菓子は食べづらい。赤ちゃん関係の品物は、両親など近い親類であれば喜ばれるかもしれませんが、友人や同僚には控えたほうが無難でしょう。
●デザイン性の高い小物や食器類
「センスの良いお返しをしないと」と意気込んだ半面、趣味に合わない品物を選んでしまうこともあります。たとえば、バスグッズに関しても好きな香りは人それぞれ違うので、必ずしも喜ばれるとは言い切れないでしょう。また、食器に関してもすでに現在使っているもので十分なので間に合っている可能性があります。これらをどうしても選びたい場合は、相手の好みを確認するか、無難な物を選ぶといいでしょう。
●賛否あるカタログギフトとタオル
内祝いの定番、カタログギフトとタオルには賛否あります。カタログギフトは自由に選べる半面、欲しい物がなかったり、ハガキを投函するのが面倒と感じてしまうケースも。タオルに関しては、無地の無難な物を選んだとしても、食器同様に邪魔になってしまうことがあるそうです。
●商品券やちょっと高級なお菓子は喜ばれる
では、どんな品物を選べば喜ばれるのでしょうか? 調べてみると、普段自分では買わないような、少しだけ高級なお菓子やジャムなど、ちょっと贅沢な気分を味わえる食べ物が喜ばれそう。ただし、食べ物にする際は、賞味期限が短い物は避けたほうがいいでしょう。また、商品券やギフトカードなども自由に使うことができるため、もらってうれしい品物。
とはいえ、人の好みはそれぞれ違うので、全員に同じ品物を選ぶのではなく、相手の好みを考えながら一人ひとり丁寧にお返しをすることがもっとも大切かもしれません。
(文・奈古善晴/考務店)