●日ごろの夫の態度が原因になっている
夫源病とは、日ごろからの夫の発言や行動などに対して、何かしらの不満やストレスを感じてしまい、ホルモンや自律神経のバランスが崩れて、頭痛や不眠、動悸、めまいなど、妻が体調を崩してしまうことです。
週末や夜など、夫が自宅にいるとストレスを感じたり頭痛がしたりすることがある。また、夫の発言や態度によって動悸が出ることがある人は夫源病の可能性があります。
●がんばり屋ママは要注意
では、夫源病になりやすい人にはどんな特徴があるのでしょうか? 調べてみると、感情を表に出すことが苦手であまり怒ることをしなかったり、我慢強かったり、細かいことに悩んだり、「良妻賢母」意識が高かったりする人がかかりやすいそうです。自分の意思などを伝えずに、夫の理不尽な言動にも従ってしまい、知らず知らずのうちにストレスになることがあるのだとか。
●夫源病の予防策は…
さて、夫源病にならないためには日ごろから感情を出すことが大切かもしれません。仲のいい友人に今まで口に出すことができなかった不満や怒りを話せば、気持ちがスッキリとする可能性があります。他にも、カラオケに行って大声で歌うのも◎。もし、このような方法が苦手なようであれば、夫や子どものいない時間帯に映画やドラマの感動作品を見て、思いっきり泣いてみるのもいいでしょう。これらでもまだ気持ちが晴れないようであれば、クッションや布団などをサンドバッグに見立てて全力でうっぷんをぶつけてみてはいかがでしょうか?
最近、夫が近くにいると体調が悪くなる…。そう感じているママさんは、前述のような方法で、心のなかにため込んでいるものを出してみるといいかもしれません。
(文・奈古善晴/考務店)
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