●煙突がないからプレゼントは玄関に!
前述のような質問で困っているパパ・ママは多いようで、ネット上にもさまざまな回答例が挙げられています。例えば、「サンタを信じていない子どもの家には、サンタは来ないんだよ」や「プレゼントをもらえているっていうことはサンタさんがいるってことだよね?」といったような回答もあれば、もう少し現実的な回答も。「家には、煙突もないし鍵もかかっているから、サンタさんは家のなかに入ることができないんだ。だから、玄関でパパやママがサンタさんからプレゼントをもらって枕元に置いているんだよ」。他にも、サンタクロースがどういった人物なのかを説明してごまかすといった方法などもあるので、今うちから夫婦で相談して、回答方法を決めておくといいでしょう。
●お願いされたプレゼントを用意できない…
近年、ゲーム機本体やゲームソフトなどの高額なプレゼントをサンタにお願いする子どもが増えているそう。お願いされたけど高すぎて買えなかったり、売り切れていることもあります。そうなる前に、「お願いしたプレゼントが必ずもらえるわけではなく、サンタさんがふさわしいプレゼントを選んで持ってきてくれるんだよ」と事前に言い聞かせることも有効かもしれません。
●子どもにバレているのに親が気づいていないケースも!
サンタの正体が親だと気づいているのに、そのことに親が気づいていない。それをいいことにわざと高額な物をおねだりするパターンもあるようです。また、気づいていても自分のためにサンタをしてくれているからと、わざとサンタを信じているフリをする子供もいるのだとか。
サンタがいるか・いないか、正体は誰なのかよりも子どものために頑張るパパ・ママとそれに応える子どものお互いへの思いやりがもっとも大切なことなのかもしれませんね。
(文・温井英樹/考務店)
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