混ぜて2週間待つだけ!「塩レモン」の作り方はとっても簡単!
レモンを塩漬けにして発酵させた「塩レモン」が、今、人気を呼んでいます。その名の通り、「塩」と「レモン」たった二つの材料で手軽に作れて、いろいろな料理にアレンジ可能。冷蔵庫で保管すれば1か月以上保存することができるので、常備しておくと日々の料理に大活躍します。我が家では植木鉢で育てた自家栽培レモンを使って、材料から手作り。市販のレモンを使う場合には、瀬戸内レモンを使うことが多いです。
<基本の塩レモン>
【材料】
瀬戸内レモン…2個
塩…大さじ2
清潔な瓶(缶の蓋は錆びたりします)
【作り方】
(1)レモンは洗って水気を拭き取り、薄くスライスします。
(2)(1)のレモンと塩を交互に浸けこみます。
(3)冷蔵庫で2週間漬け込みます。時々瓶を振って中身をシェイクしてください。
2週間後、レモンが熟成してトローンとした液を出し始めたら「塩レモン」の完成!この液体がさまざまな料理の調味液として大活躍。もちろん果肉、皮も丸ごとすべて使えます。
塩レモンおすすめレシピ(1)味も見た目もおしゃれ!「ヘルシーもち麦サラダ」
つづいて、塩レモンを使ったおすすめレシピをご紹介します。「ヘルシーもち麦サラダ」は、もち麦のプチプチとした食感と、塩レモンの爽やかな塩気がちょうどよく効いた、美味しく、見た目も鮮やかな、おしゃれなサラダ。今回は季節のハーブを添え、彩りもきれいなサラダに仕上げました。おもてなしの前菜として、我が家ではお客さん達からも大好評です。
<ヘルシーもち麦サラダ>
【材料】
もち麦…40g
赤玉葱小ぶり…1/4個
ミニトマト …8個(サイズにより加減)
塩レモンのスライス5~7枚
レモン汁t…小さじ2程度
オリーブ油…大さじ2
粉チーズ…大さじ2
クミンシード…小さじ1
黒こしょう・塩…少々
【作り方】
(1)ミニトマト4等分に切り、赤玉ねぎはみじん切り、クミンシードは少し刻みます。
(2)もち麦を洗ってたっぷりの水とともに鍋に入れ、中火にかけ沸騰してきてから弱火で15分ほど茹でます。
(3)茹で上がったもち麦を流水で洗ってぬめりを取り、ザル移しに移してクッキングペーパーで水気を拭き取ります。
(4)(3)をボールに移して全ての具と調味料も入れて混ぜ、味を整えます。お好みで季節のハーブを刻んで入れてください。
器に盛りつけしたら完成です。もち麦の代わりに押し麦、クミンシードの代りにカレー粉(少々)でもOK。カレー粉はそのまま使わずオリーブ油少々と合わせて、レンジで加熱した方が香りがいいです。
塩レモンおすすめレシピ(2) 超簡単!「さっぱり風味の蒸し焼きそば」
塩レモンで作るおすすめ料理の2つ目は、「蒸しやきそば」。焼きそばといえばソースが一般的ですが、塩レモンを使えば、ひと味ちがう焼きそばに。ソース味とは違い、食材のそれぞれのやさしい旨味を感じることができ、レモンの爽やかな風味がマッチします。中華麺だと袋から出してすぐ使えて時短レシピとしてもお役立ち。時間があるときには、パスタで作っても美味しくいただけます。
<さっぱり風味の蒸し焼きそば>
【材料】
焼きそばの中華麺…1袋
もやし…1袋
豚小間肉や豚挽肉…100g
アクの少ない青物野菜(水菜や小松菜など)…適量
サラダ油…適量
黒こしょう・塩…少々
塩レモン…適量(目安としては8枚)
【作り方】
(1)フライパンにサラダ油、豚肉を入れます。
(2)豚肉の上にほぐした中華麺をのせます。
(3)刻んだ塩レモンをのせます。
(4)もやしをのせます。
(5)フタをして、中火でしばらく蒸します。
(6)ライパンの中が湯気でいっぱいになったら蓋をあけて混ぜ、豚肉に火が通っていれば、味を整えお好みで水菜を混ぜて、完成です。もやしは半生くらいで火を止めてOK。
ソース焼きそばと違い、野菜やレモンの色味も出て見た目も◎。豚肉やレモンはハサミでカットすると、包丁まな板使わずラクできます。
料理にそのまま使っても、隠し味として調理の際に使っても、手軽に爽やかな風味をプラスできる万能調味料「塩レモン」。ぜひお試しくださいね!