●夫の気持ち悪い性癖に悩む妻は25.0%
まずは、夜の営みにおける夫の性癖で思わず気持ち悪いと感じてしまうことがあるかを質問。結果は、「とくに気になる夫の『気持ち悪い性癖』はない」が76.7%と多数派だったものの、「許せないほどではないが、やめてほしい夫の『気持ち悪い性癖』がある」という回答が19.4%、「どうしても許せないと感じる夫の『気持ち悪い性癖』がある」も3.8%と、一定数が夫の性癖に違和感を覚えていると結果に。
また、実際にそうした「アブノーマルな性癖」に付き合わされている妻はどれくらいいるのでしょうか? 「夜の営みの際、たまに」が13.0%、「夜の営みの度」が2.0%で、1割以上がプレイに応じている模様。ちなみに、「要求されたことはあるが、拒否した」は12.0%、「アブノーマルな性癖を要求されたと感じたことはない」が71.5%でした。
では、具体的には夫のどのような性癖に悩んでいるのでしょう? 多かった回答の上位5つが以下になります。
1位 大人のおもちゃの使用 62.9%
2位 言葉攻めなどの羞恥プレイ 41.0%
3位 コスプレプレイ 17.1%
4位 スパンキングなどのSMプレイ 12.4%
4位 野外でのプレイ 12.4%
と、女性にとってはなかなか受け入れがたいプレイが並んでいます。男性の場合、アダルトビデオの影響で性的嗜好のハードルが下がっていることも考えられ、このあたり夫婦間の意識ギャップもありそうです。
ほかにも、「複数名での性交渉」が8.6%、「赤ちゃんとお母さん、先生と生徒などのシチュエーションプレイ」が4.8%といった、変態性を帯びた性癖が見受けられました。

なお、こうしたアブノーマルなプレイを経験したことがある妻に「応じた理由」を聞いてみると、「雰囲気に流されて応じてしまった」がもっとも多く34.3%。次いで、「自分自身も興味があったので応じた」が31.4%と、妻側も意外とノリ気な回答が過半数超え。一方で、「本当は嫌だったが夫のために仕方なく応じた」(19.0%)、「断ったがしつこく求めてくるので応じた」が15.2%と、嫌々受け入れたという妻もいるようです。
夫との愛情と絆を深めることにもつながる夜の営み。アブノーマルな性癖やプレイであっても、自分も楽しむことができるのなら問題はありません。しかし、夫の要求に抵抗を感じるようなら、無理して付き合うのは考えものかも。
(構成・文:末吉陽子/やじろべえ)
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