知ってる? バイキングとビュッフェの違い

知ってる? バイキングとビュッフェの違い

第20回 意外と知らない! 雑学クイズ
好きな料理を選んで食べる「ビュッフェ」や「バイキング」。美味しそうなお料理がズラリと並んでいるのを見るとワクワクが止まらないですよね。朝食バイキング、ランチビュッフェ、などと言われますが2つの言葉に違いはあるのでしょうか。調べてみました。

■ビュッフェ

「ビュッフェ」は、セルフサービス形式の食事のことで、本来は食べ放題という意味を含みません。語源はフランス語で、軽食堂や立食テーブルといった意味もあるよう。
日本では食べ放題がほとんどですが、海外では、好きなものを自分で取って、その分を支払うシステムになっていることも多いのでご留意を。勘違いして、取り過ぎたらすごい金額に…なんてことになりませんように。

■バイキング

「バイキング」は定額を支払って、好きな料理を好きなだけ食べる食べ放題システムです。和製英語で、海外で「バイキング」が通じる国は、日本人観光客が多いハワイや韓国以外にほとんどありません。

元々は帝国ホテルが北欧式の食べ放題スタイル「スモーガスボード」を取り入れ「インペリアル・バイキング」と名づけたのがはじまりです。名付けの由来は、当時流行っていた映画「バイキング」の豪快な食事シーンから。この食べ放題形式が人気となり、それを真似した飲食店が「バイキングスタイル」と表現したため、日本中に広く定着しました。

「ビュッフェ」も「バイキング」も、並んだ料理から好きなものを自分で選んで食べる点は一緒ですが、「ビュッフェ」は立食形式も多く、必ずしも食べ放題ではないと覚えておくと良さそう。ちなみに英語で食べ放題は「All-you-can-eat restaurants」、「Buffet styled restaurants」で表現されますので、覚えておきましょう。

(アリシー 編集部)

※この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

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