生の枝豆、下処理とゆで方まとめ
枝にたくさんのさやを付けた枝豆が店頭にずらりと並ぶと、夏の訪れを感じますよね。自分でゆでた枝豆の香りと食感は格別です。まずは、枝豆の下処理と塩ゆでするときのポイントをチェックしておきましょう。
さやの両端もカットしておこう!
枝付きの枝豆は、枝からさやを切り離したら、さやの両端もキッチンバサミでカットしておきます。ゆでるときに塩水がしみやすくなり、熱も早く通るんです。冷ますときに熱が逃げやすくなるメリットも!
もうひと手間、さやの表面に付いているうぶ毛を取り除くと、色あざやかにゆで上がり、口当たりもよくなります。よく洗って水気を切った枝豆をボウルに入れ、塩を揉み込んでおきましょう。手で枝豆をやさしくこすり合わせるようにすると、うぶ毛が取れやすいですよ。
ゆでるときの塩分量は?ゆで時間はどれくらい?
枝豆を塩ゆでするときの塩分濃度は、4%がおすすめ。1Lの水でゆでる場合、塩は40gです。全体の1/3~1/4の量の塩を下処理で枝豆に揉み込み、ゆでるときにはボウルに残った塩も一緒に鍋の中へ入れてくださいね。
枝豆の量にもよりますが、家庭でゆでるならゆで時間は4~5分が目安。さやの口が開きはじめたら、ゆで上がったサインです。枝豆はゆで過ぎるとうま味成分が溶け出してしまうので、気を付けてくださいね。
うちわで冷ますのがベター
熱々の枝豆は、ザルに上げてうちわなどで手早く冷まして粗熱を取ります。水に浸けると味がぼやけてしまいがち。もし、一気に冷やしたい場合は、氷水にさっと通す程度にとどめておきましょう。
うぶ毛と粒をチェック!枝豆の選び方
生の枝豆は、黄色や茶褐色などに変色していない、全体的に鮮やかな緑色をしているものを選びましょう。さやにはうぶ毛が多く、豆はふっくらとして大きさがそろっていると◎です。また、枝から切り離すと鮮度が落ちるので、枝付きの枝豆を選ぶのがおすすめです。
配信: フーディストノート