生でも加熱しても美味しく食べられるズッキーニ。その淡白な味とみずみずしさは幅広い料理の味を引き立ててくれます。その一方で、ズッキーニは乾燥と多湿に弱く、上手く保存しないと変色や腐敗が起きやすい野菜です。ですが、ポイントさえ押さえて冷凍すれば長期保存も可能になりますので、記事で紹介するやり方をぜひ参考にしてくださいね。
ズッキーニは冷凍しても大丈夫!
ズッキーニは下処理の必要なく、そのまま冷凍保存ができます。野菜は冷凍すると食材の水分が抜け、油脂が酸化するためパサついた食感になりやすくなります。しかし、ズッキーニは丸ごと冷凍保存することもできるので切断面がない分、水分が飛びにくく食感や美味しさをキープしやすい野菜です。また、生のまま冷凍したズッキーニは凍った状態のまま、煮たり炒めたりなどの加熱調理を加えて使うことができます。
丸ごと冷凍保存する方法(保存期間:約3週間)
冷凍保存の中でも、より長く保存できるのは丸ごと冷凍する方法です。丸ごと保存したズッキーニは半解凍状態にすることで簡単に包丁で切ることができます。調理中に水分がでてくるので、煮物や汁物などに使うのがオススメです。
手順
1. 水洗いし、ペーパータオルで拭く
冷凍保存のコツは余分な水分をあらかじめ取り除いておくこと。ペーパータオルでしっかり拭き取りましょう。
2. ラップで包む
できるだけ空気と触れないように、ぴったりとラップで包みます。
3. 冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する
冷凍用保存袋に入れるときも、なるべく空気を入れないようにして、袋の口を閉じましょう
解凍方法
1. 保存袋に入れたまま、30秒ほど流水にさらして半解凍する
全解凍ではなく、半解凍にするのがポイント。表面が少し柔らかくなり、少し水分を感じるくらいが半解凍になったタイミングです。全解凍してしまうと水分が抜けすぎてしまうため注意しましょう。
2. 使いたい大きさにカットする
半解凍にした後は使いたい料理に合わせてカットし、そのまま調理してOKです。切った後そのまま放置すると水分が抜けて食感が悪くなるため、半解凍状態のまま調理に使ってください。
配信: トクバイニュース