家族みんな喜ぶ幼児食の1週間献立!作り置き活用で楽ちん

家族みんな喜ぶ幼児食の1週間献立!作り置き活用で楽ちん

「子どもの噛む力に合わせたご飯をつくってあげたい」「大人と同じ濃い味付けはちょっと…」と思っているママも多いはず。とはいえ、毎日ご飯をつくるだけでも大変。年齢の異なるきょうだいも、大人も、みんなが喜ぶごはんを簡単に用意することが、できればうれしいですよね。この記事では、忙しい平日でも、家族みんなが満足できるごはんを無理なく作るための献立ポイントや調理のコツを紹介。毎日のごはんづくりがきっとラクになりますよ。

家族みんなが喜ぶ!幼児食の1週間献立を大公開

実際にどんな献立を立てればいいのかわからない!とお困りのママも多いはず。家族全員が喜ぶご飯をラクに用意するテクニックを活用した幼児食1週間の献立を紹介。「コレやってみよう」と思えるメニューがきっとあるはずです。

■月曜日

・サバの味噌煮

・かぼちゃの煮物

・野菜スープ

サバの味噌煮の煮汁は多めに作り、調理が終わったあとに水溶き片栗粉でとろみをつけてかけると年齢の低い子でもお魚が食べやすくなります。

かぼちゃの煮物は水曜日のリメイクに使う予定で、倍量でつくりました。野菜スープには、人参、白菜、きのこを入れて栄養バランスも◎。

■火曜日

・肉団子の豆乳スープ仕立て

・切り干し大根の煮物

・ゆでやさい(ブロッコリー)

肉団子は作り置きして冷凍しておいたものを活用。市販の冷凍肉団子を使っても便利です。豆乳と白菜のスープ仕立てに。スープにとろみをつければ幼児食前期の子でも食べやすいです。

肉団子、切り干し大根、ブロッコリーとも、食べる前には子どもの食べやすいサイズにキッチンばさみで切ってあげるといいですよ。

■水曜日

・野菜ハンバーグ

・コーン入り野菜炒め

・かぼちゃのチーズ焼き

家族みんなの人気メニューといえば、ハンバーグ。ほうれん草や人参を混ぜ込みました。野菜嫌いの子でもパクパク食べてくれたらラッキー。豆腐を入れてもおいしいですよ。ハンバーグ自体の塩コショウは控えめにし、ケチャップやソースの量で味を調整します。

野菜炒めの野菜は週末に切って下準備しておくと、コーンと炒めるだけの時短に。かぼちゃのチーズ焼きは月曜日の煮物にチーズをかけてトースターで焼いただけのリメイク。ハンバーグや野菜炒めを作っている間に完成しますよ。

■木曜日

・鮭のバター焼き

・ラタトゥイユ

・コーンスープ

子どもも喜ぶ洋食メニュー。メインは鮭のバター焼きです。皮目からじっくり焼けば臭みも減り、バターの風味で食欲もアップ。

ラタトゥイユは、冷凍保存しておいたものを解凍するだけ。冷蔵庫保存でも2~3日は持ちますが、それ以上なら密封できるチャック付きの冷凍バックに入れて冷凍保存がおすすめ。トマトの酸味が苦手な子どもの場合、砂糖を少し加えることでまろやかに。大人はオリーブオイルをかけても美味しく食べられます。

コーンスープは、パックのものを使用して時短。

■金曜日

・ブロッコリーとえのきのひき肉あんかけ

・大根のお味噌汁

「今日は疲れた!」というときは、1品の料理に野菜やきのこをたくさん入れて主菜と副菜をまとめるのもアリ。

ブロッコリーとえのきのひき肉あんかけに使った野菜は、カットして冷凍しておいたもの。あんかけ風に仕上げることで、繊維のあるブロッコリーやえのきも食べやすくなります。お子さんの年齢や噛む力に合わせてキッチンばさみでさらにカットしてあげましょう。

余力があればお味噌汁をプラスすると、食卓が寂しくありません。お味噌汁の具材を切って冷凍保存しておくとすぐに作れますよ。

■土曜日

・シイラのパン粉焼き(カレー風味)

・おくらとえのきの卵スープ

・大根のチーズ焼き

お魚フライは喜ぶ子どもも多いですが、作るのが大変。そこでこちらのレシピでは、魚(今回はシイラ)にカレー粉とマヨネーズを混ぜたものを塗って、その上にパン粉を付けました。卵を使わなくて済むので、衣づくりがスピーディー。そのまま下味冷凍としておけば、あとは解凍して多めの油で揚げ焼きにするだけで完成。

おくらとえのきの卵スープに使ったおくらは、茹でて冷凍しておいたカット済みのもの。大根のチーズ焼きは、大根のお味噌汁を煮詰めてチーズをかけてトースターで焼いただけのお手軽料理です。

■日曜日

・牛肉とピーマンのオイスターソース炒め

・小松菜ときのこの食べるスープ

・りんごのヨーグルトがけ

牛肉とピーマンのオイスターソース炒めは塩分が気になるところ。はじめは薄味で仕上げて、子供用に取り分け。その後、大人は味を足します。お肉やたけのこといった具材は、子どもの食べやすい大きさにキッチンばさみで切ってから出してあげるのがおすすめ。

小松菜ときのこの食べるスープは、具材を煮込んでブレンダーでスムージー状にしています。小松菜、きのこ、玉ねぎを切って冷凍しておくと便利です。野菜がたっぷり取れるので、栄養バランスを整えるのにも◎。きのこがまだ噛み切れるか不安な幼児食前期の子どもでも、丸ごと摂取できますよ。

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■まとめ

子どもが複数いる場合、それぞれの子どもに合った食事を出してあげたいですよね。また、大人も「美味しい!」と感じる食事が食べたいもの。ひとりひとりに向けて個別に食事を作るというのは現実的ではありません。

しかし、ちょっとした工夫で家族みんなが喜ぶ食事を簡単に準備することはできます。紹介したテクやメニューを参考に、ママがラクに準備できる献立を立てて挑戦してみてください。

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たべぷろ
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「たべぷろ」は食のプロや食の知識を持った子育て中のママライターによる働くママに向けたメニュー提案サイトです。仕事から帰って今日の夕飯にもすぐに活用できる15分で完成するメニューを主体に、作り置きや時短の工夫もご紹介。各レシピには、栄養のことや好き嫌い克服方法・リメイクや節約といった働くママが知っておくと嬉しいノウハウが盛り込まれています。
「たべぷろ」は食のプロや食の知識を持った子育て中のママライターによる働くママに向けたメニュー提案サイトです。仕事から帰って今日の夕飯にもすぐに活用できる15分で完成するメニューを主体に、作り置きや時短の工夫もご紹介。各レシピには、栄養のことや好き嫌い克服方法・リメイクや節約といった働くママが知っておくと嬉しいノウハウが盛り込まれています。