家族みんな喜ぶ幼児食の1週間献立!作り置き活用で楽ちん

家族みんな喜ぶ幼児食の1週間献立!作り置き活用で楽ちん

「子どもの噛む力に合わせたご飯をつくってあげたい」「大人と同じ濃い味付けはちょっと…」と思っているママも多いはず。とはいえ、毎日ご飯をつくるだけでも大変。年齢の異なるきょうだいも、大人も、みんなが喜ぶごはんを簡単に用意することが、できればうれしいですよね。この記事では、忙しい平日でも、家族みんなが満足できるごはんを無理なく作るための献立ポイントや調理のコツを紹介。毎日のごはんづくりがきっとラクになりますよ。

ラクして家族が満足!幼児食の献立づくりのポイント4つ

毎日献立を考えるのは大変ですよね。その日に食べたいもの・好きなもの…では、食材の買い足しが発生したり、栄養バランスの偏りも気になるところ。献立をたてる段階で、栄養バランスやママがラクにご飯の支度ができるよう計画しておくのがベスト。

■幼児食を中心に献立を考える

大人を中心に献立を考えると、幼児食を別で作らないといけない場合も。年齢の低い子どもに合わせて献立を考え、大人は調味をプラスすると、家族みんなが食べられるメニューに。ママも、幼児食を別で作らなくてよいのでラクですよ。

■作り置きや冷凍を活用する

働くママが毎日ぜんぶはじめから作るのは大変です。作り置きや冷凍保存、下味冷凍で、時短料理を心がけましょう。週末に食材を切っておくだけでも時短に。「その時間も取れない」という場合は、カット済みの冷凍野菜を活用するのもGOOD。

平日がラクになる下準備の方法はこちら

【幼児食】5日分の肉・魚・野菜を週末30分で下準備!平日の夕飯づくりが10〜15分に

■栄養バランスを考える

せっかく自宅で調理するのだから、栄養バランスがとれたご飯を…と考えているママも多いはず。主菜1品と副菜2品といった基本形を決めたり、1品料理にするときは野菜を2種類以上入れる、などのルールを決めておくと迷うこともなくバランスも取りやすいですよ。1週間のうち、肉だけ、魚だけ…と、偏りがないように考えることも大切です。

■リメイクも取り入れて

イチから料理を作るのは大変ですが、多めに作り置きしたものをリメイクすれば時短になります。とくに忙しいママは、リメイクありきで献立をたてるのもおすすめ。料理が余ってしまったときにも使えるテクです。

きょうだいや大人も満足する幼児食調理のコツ3つ

幼児食とひとことでいっても、1歳半ごろ~2歳頃が幼児食前期、3~5歳頃が幼児食後期。上の子と下の子とでは噛む力が全然ちがう…なんてことも。さらに、幼児食前期の子どもに合わせて作ったものをそのまま家族に出すと「物足りない」と言われてしまうかも。

年上のきょうだいや大人も満足できる食事づくりのコツを解説していきます。

■調理の途中で取り分ける

幼児食前期は、まだやわらかいものをつくってあげる必要があることが多いですよね。かといって食材を煮すぎると、大人や上の子は「歯ごたえがなくておいしくない」と感じるかも。

そんなときは、調理の途中で取り出して、下の子のぶんだけ長く煮るといった工夫が有効です。下の子のぶんだけ味付けを薄くしたい場合は、先に下の子のぶんを取り分けておくといったこともできますよ。

【幼児食】取り分けレシピ2選!大人の和食を子どもが喜ぶ洋食にリメイク

■食材の大きさ調整にはキッチンバサミも活用

下の子に合わせて具材を全部小さく切ると、上の子の噛む力を育てにくくしたり、大人も物足りない食感に。食べる直前に、清潔なキッチンばさみで子どものぶんだけ小さくカットするのがおすすめ。上の子は大人よりもやや小さめに、下の子はさらに小さく、と調整が可能ですよ。

■調味料はあとからつける

大人、上の子、下の子で、味付けの濃さを変えたほうがいいけれど、1人分ずつつくるわけにもいかないですよね。そんなときは、薄味で食事をつくりましょう。大人や上の子はあとからしょうゆやケチャップなどの調味料をつけて味付けを調整するといいですよ。子どもの年齢や家族の好みに応じた味付けが簡単にできます。

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