古くから愛されてきた!ツヤ髪を叶えてくれる「椿油」の効果
顔に近い場所にあり、印象を左右する大切なポイントとなる髪の毛。美髪になるべく、ヘアケアに力を入れているという方も多いのではないでしょうか。様々なヘアケア剤が販売されていますし、ホホバオイルやアルガンオイル、アーモンドオイルなど、たくさんの種類のオイルが存在していますが、今回ご紹介するのは「椿油」です。
【「椿油」とは?】
椿油は、「ヤブツバキ」という植物の種子から採取される100%植物オイルです。椿油は、古くから日本人に親しまれてきたのだそう。平安時代初期には髪のお手入れだけでなく、食用油・灯用油・薬などとして幅広く活用されてきたと言われています。
【「椿油」にはどのような効果が?】
◎髪にツヤを与える
椿油には、傷ついたり剥がれたりしたキューティクルを保護して整える働きがあると言われています。ゴワついたりパサついたりした髪に、ハリやコシが出てきて、ツヤ髪に近づける働きが期待出来ます。
◎水分の蒸発を防ぐ
保湿力が高く、髪をコーティングする効果があるので、髪の水分が蒸発しないように保護する働きがあるとされています。
◎頭皮トラブルの予防
椿油で頭皮マッサージを行なうことで、頭皮の乾燥を防ぎ、新陳代謝を高めてくれるため、フケやかゆみを抑えてくれるのだそう。
◎ドライヤーなどの熱から髪を保護
髪を乾かす前に椿油をつけると、ドライヤーなどの熱から髪を守ってくれると言われています。
目指せツヤ髪!「椿油」の取り入れ方
【頭皮マッサージ】
1. 手のひらに椿油を伸ばし、乾いた状態の頭皮全体によくなじませていく
2. 指の腹を使い、円を描くように優しくマッサージする
3. お湯でしっかりと洗い流した後、シャンプーする
【ヘアパック】
1. 髪が乾いた状態で、毛先など傷みが気になる部分を中心に、椿油を髪全体になじませる
2. 40℃程度に温めたホットタオルで髪の毛を包み、10〜15分放置する
3. お湯でしっかりすすぎ、余分な油分が残らないようにしっかりシャンプーする
【洗い流さないトリートメントとして】
1. お風呂上がりに軽くタオルドライする
2. 椿油を毛先を中心に揉み込むようになじませる
3. ドライヤーで髪を乾かす
【ポイント】
*使用期限・保管方法を守る
椿油は酸化しにくいと言われていますが、開封後は少しずつ品質が低下することがあります。また、直射日光・高温多湿の場所を避けて保存しましょう。
*つけすぎに注意
椿油をつけすぎてしまうと、髪がベタベタしてしまったり、不潔な印象になってしまったりするので、様子を見ながら髪になじませるようにしてください。
「椿油」でヘアケアをして、ツヤ髪を目指しましょう!