子連れ帰省、義両親と上手に接するためのヒント

第281回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
夫の仕事も昨日で終わり、今日から年末年始のお休みがはじまったご家庭も少なくないのでは? 年末年始は子どもを連れて夫の実家へ行く人もいると思いますが、ネックになるのが義両親との接し方…。義両親と上手な付き合いをするためのヒントを探してみた。

子連れ帰省、義両親と上手に接するためのヒント

●ビジネスライクに接する

義両親が子育てにやたらと干渉してきて、子どもを寝かしつけたいのに寝かせられないや、食べさせたくないおやつを食べさせているなど。自宅で子育てをしているときのように、自分のタイミングで世話をすることができずストレスが溜まってしまうこともあるだろう。そんなときは、仕事と割り切ってしまう方法もある。帰省は数日間のことだからと、自分の感情を抑えて義両親を立てて、何かをしてもらったら感謝の気持ちを伝えて受け流してしまう。自分は少しつらいけれど、子どもにとっては義両親と過ごせたいい思い出になるかもしれない。

●絶対に譲れないことはちゃんと伝える

人それぞれ子育て方針は異なり、絶対に譲れない部分もあるだろう。そういった場合はちゃんと義両親に説明して、相手の理解を得る努力をしよう。また、説明する際は、夫を通して伝えてもらう方法もあるが、頼りない夫だとそれは難しい…。そもそも夫にはあまり期待せずに、自分で伝えたほうがスムーズに話が進むこともあるハズ。とはいえ、もし義両親が、「妻は夫のうしろを歩くべき」という考えの持ち主なら、夫を通したほうが角は立ちにくいだろう。

●手伝うときは「聞く」よりも「動く」

姑が料理や掃除などをしていて、「何か手伝いましょうか?」とたずねたら「何もないから」や「ゆっくり休んでて」と断れてしまうケースもあるそう。姑が忙しく動き回っているなかで、自分だけが休んでいるのは居心地が悪いだろう。そんなときは、「ご飯運びますね」や「テーブル拭いておきますね」など、やることを伝えたうえで行動に移してしまう方法もある。だが、姑のなかには本当に何も手伝ってほしくない人もいるので注意が必要。

義両親との付き合い方は家庭によってさまざまなので、今回紹介した方法が必ずしも正しいとは言い切れない。まずは夫にどんな両親なのか聞いたり、両親と実際にコミュニケーションをとったりして、相手のことを知ることからはじめるといいだろう。良好な関係を築けるようになれば、きっと自分も楽しくなるハズだ。
(文・奈古善晴/考務店)

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