【管理栄養士監修】離乳初期の小松菜|冷凍保存やレシピなどまとめ

【管理栄養士監修】離乳初期の小松菜|冷凍保存やレシピなどまとめ

小松菜は、やわらかく調理することで赤ちゃんでも食べやすくなります。生後5ヶ月頃から不足し始める鉄分が含まれるので、離乳初期から少しずつ取り入れましょう。今回は離乳初期(生後5〜6ヶ月頃)の小松菜のレシピや簡単な調理法などについてご紹介します。

離乳初期の小松菜を簡単に調理するポイントは?

ポイント1:やわらかい葉の部分を使う

離乳初期の間は、小松菜の茎の部分は避け、やわらかい葉の部分を使いましょう。加熱が短時間で済むうえに、葉の部分のほうがやわらかいので裏ごししやすくなります。

葉物野菜は繊維が多く赤ちゃんにとって食べにくい野菜ですが、葉の部分を使うことでなめらかになりやすく、赤ちゃんも食べやすくなります。

ポイント2:電子レンジを使うと簡単!

小松菜をゆでるのは鍋を使ってもよいですが、電子レンジを使うと加熱時間を短縮できます。水と一緒に加熱することでやわらかく仕上がります。電子レンジで加熱したあとは、水にさらして水気を絞るだけでOKです。

ポイント3:ハンドブレンダーがあるとさらに便利

小松菜をすりつぶすときは、ハンドブレンダーがあると便利です。すり鉢を使ってもよいですが、ハンドブレンダーだと力いらずでなめらかなペースト状にできます。

ペースト状にしたあとは、必要に応じて裏ごしやとろみづけを行ってください。

またハンドブレンダーは少量だと撹拌しにくいので、まとめて作って冷凍しておくと便利です。

離乳初期の小松菜は冷凍保存できる?

離乳食用にペースト状にした小松菜は、冷凍保存ができます。加熱してすりつぶしたあと、とろみをつける前に離乳食用小分けトレーに大さじ1ずつ入れて冷凍します。凍ったらフリージングバッグに移して、1週間以内に使い切りましょう。

食べる前に電子レンジまたは小鍋などで再加熱してください。1週間は目安の期間なので、 匂い、味、色、食感が少しでもおかしいと感じたら廃棄しましょう。

離乳初期に小松菜を食べない場合はどうしたらいい?

小松菜は苦みを感じやすい野菜なので、赤ちゃんが口から出してしまうことがあります。赤ちゃんは今まで、母乳やミルクなどの甘みを中心に味わってきたので、慣れない味にびっくりしてしまってもおかしくありません。

じゃがいもやさつまいも、かぼちゃといった甘みのある野菜や、おかゆに混ぜて与えることで、苦みが気になりにくくなり、食べやすくなります。どうしても口から出してしまう場合は無理せずに、日を空けて試してみるようにしましょう。

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