【管理栄養士監修】離乳初期の白菜|冷凍保存やレシピなどまとめ

【管理栄養士監修】離乳初期の白菜|冷凍保存やレシピなどまとめ

白菜は加熱すると柔らかくなり甘みも感じられるため離乳初期に取り入れやすい野菜のひとつです。離乳食期間を通してスープや煮物、和え物等に活躍するのでぜひチャレンジしましょう。今回は離乳初期の白菜のレシピや簡単な調理法、冷凍保存の仕方をご紹介します。

黒い点々が付いている白菜を赤ちゃんに与えても大丈夫?

白菜に黒い点々が付いている白菜を赤ちゃんに与えても、問題ありません。

白菜の黒い点々は、病気や虫によるものではなく「ゴマ症」といわれるものです。これは白菜が生育されるときにできるポリフェノールの一種で、食べても害はありません。むしろポリフェノールは、健康へのさまざまな効果が知られている物質でもあります。安心して与えてよいでしょう。

食物アレルギーに関する注意

白菜は、まれに食物アレルギーを発症する可能性があります。

そのため、初めて与える際は少量から始めましょう。万が一アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。

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白菜はクセがなく食べやすいだけでなく、ビタミンC、カルシウムなどの栄養素も含まれます。スープや煮物など、さまざまな料理にアレンジできるので、離乳初期から少しずつ食べられるように試してみましょう。

注意事項

食材は、特定のアレルギー体質を持つ場合に、アレルギー反応を引き起こすおそれがあります。

初めての食材を食べる子どもには十分注意が必要です。様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料]

卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生

[特定原材料に準ずるもの]

アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、 ごま、カシューナッツ

離乳食を調理する前に、「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」を事前にご確認の上ご利用をお願いいたします。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

・離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。

・一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。

・ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。

・誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。

・年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

– 監修者: 坂弘子

– 著者: 広田千尋

写真提供:ゲッティイメージズ

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