●殺菌・消炎効果のはちみつ大根
はちみつには強力な殺菌作用、大根には消炎作用があるといわれている。それを一緒にしたはちみつ大根には、咳や喉の痛みを和らげる効果があるそう。作り方はとても簡単で、いちょう切りや小さめのサイコロ状にカットした大根をはちみつに漬けて数時間~ひと晩程度置いて、ドロドロだったはちみつがサラサラの状態になったら完成。
筆者も実際に試したことがあるのだが、確かに咳や喉の痛みの症状が和らいだ気がする。しかし、独特のニオイがあり、正直あまりおいしいものではなかった…。もし、はちみつ大根だけでは飲むのが難しい場合は、紅茶やヨーグルト、ジャムに入れたりすると摂取しやすくなるだろう。他にも、レモンのお湯割りやホットカルピスに加えるなど、いろんな方法があるので好みのアレンジレシピを見つけておくといいかもしれない。
●他にもある喉の痛みを和らげる方法
喉が痛くなる要因のひとつに乾燥があるといわれている。喉を乾燥させないためには、就寝時にマスクをつけておくと効果的なのだとか。また、湯船に浸かってゆっくり深呼吸することで、蒸気を口から吸いこみ喉を潤すことができるそう。
既に喉が炎症してしまった場合には、緑茶や紅茶、小さじ半分ほどの塩を溶かしたぬるま湯でうがいをすれば、炎症を緩和させることができるといわれている。ちなみに、最近スイーツとして人気が高いマシュマロも、原料のゼラチンが喉の痛みに効くそうなので、うがいが苦手な人はマシュマロを食べてみるといいかもしれない。
とはいえ、まずは予防することが何よりも大切。電車やバスに乗るときはマスクをつけたり、外出先から帰宅したときはしっかりと手を洗ってうがいをするなど、体調を崩さないように気をつけよう!
(文・奈古善晴/考務店)
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。