ハーブを使いこなそう!香りに癒される「ローズマリー」のおいしいレシピ7選

ハーブを使いこなそう!香りに癒される「ローズマリー」のおいしいレシピ7選

香りが良いことで人気のハーブ「ローズマリー」。記憶力を高め、アンチエイジング効果が期待できることから、若返りのハーブともいわれています。料理に使えば、お肉やお魚などの料理のくさみ消しになり、その香りでワンランクアップのおいしさに!オムレツやチキンソテー、パスタなどさまざまな料理に使えるので、ぜひ活用してみませんか?

ローズマリーのここがすごい!

地中海沿岸地方が原産のハーブ・ローズマリー。

清々しい香りが特徴で、記憶力や集中力を向上させる作用があるといわれ、かつては学生が勉強する際にローズマリーの葉を頭につけていたと伝えられています。

その香りには抗酸化成分も含まれ、肌を引き締めたり血行を促進したりとアンチエイジング効果が期待できるのだとか。

ほかにも、リラックス効果があったり、アレルギー症状をやわらげたりとうれしいパワーがいっぱい。

料理にも幅広く利用できることから、キッチンハーブとしても人気です。ローズマリーを使ったおいしい料理を楽しみながら、心身ともに癒されてみませんか?

ローズマリーを使ったおいしいレシピ

エビのローズマリー焼き

アメリカで5年間ハーブについて学び、現在、ハーバリストとして活躍する平野蘭さん(@herbs_onme)。

こちらの「エビのローズマリー焼き」は、エビにローズマリーを刺して焼いているのがポイント! ローズマリーを食材に直接つけることで、香りがより移りやすくなります。

ローズマリーを串のように使うという発想も楽しいですよね。アメリカではバーベキューの際、お肉やパプリカ、ホタテやミニトマトなど、いろいろな食材にローズマリーを刺して焼いていたそう。

「エビのローズマリー焼き」の作り方は、画像をスワイプしてチェックしてみてくださいね。

ローズマリーオムレツ

平野蘭さん(@herbs_onme)が、野菜嫌いのお子さんのために作った「ローズマリーオムレツ」。

本来ローズマリーは「葉は食べない」のだそうですが、ローズマリーの生葉を使い、みじん切りにすることで、おいしく食べることができるのだとか。

ローズマリーがほんのりと香るオムレツは、お子さんも「おいしい!」と言ってペロリとたいらげてくれたそうですよ。

材料(1人分)

・ローズマリーの葉みじん切り……小さじ1/2
・卵……1個
・牛乳……大さじ1
・塩胡椒……少々
・バター……適量

作り方

1. 卵、牛乳、塩胡椒を合わせて卵液を作る。

2. バターを熱し、ローズマリーをさっと炒める。

3. 香りが出たら卵液を加えて焼き、オムレツ型に整えたら出来上がり。

レシピ出典:Instagram(@herbs_onme)

ローズマリーチキンソテー

ローズマリーと鶏もも肉は相性抜群。その秘密は、ローズマリーの香りの強さにあり!

「ローズマリーのような独特の香りに打ち勝てる食材には、鶏もも肉のような“脂っこさ”が必要なのです」と平野蘭さん(@herbs_onme)。

さらにローズマリーには、くさみを消してお肉をやわらかくしてくれる効果も。

シンプルな味付けでもおいしく、簡単でありながら豪華な見た目に仕上がるのもうれしいポイントです。

材料(2人分)

・鶏もも肉……2枚
・白ワイン(または料理酒)……大さじ2
・レモンスライス……3~4枚

【A】
・ローズマリーの葉のみじん切り……小さじ1
・にんにくのすりおろし……1かけ分
・塩胡椒……少々

作り方

1. 鶏肉にAをすり込んで常温で15分間おく。

2. 1を皮目から焼いてカリカリになったら裏返し、白ワインをふりかけ、ふたをして4分間待つ。

3. レモンスライスをそれぞれの鶏肉に2枚ずつ乗せて、もう1度ふたをしてさらに待つこと5分。鶏肉に火が通ったら出来上がり。

レシピ出典:Instagram(@herbs_onme)

じゃがいもとれんこんのローズマリーみそホイル焼き

ローズマリーは、じゃがいものような淡泊な素材への香り付けにぴったり。

@noriko.norikostyleさんの「じゃがいもとれんこんのローズマリーみそホイル焼き」は、じゃがいもに、冬にかけて旬を迎えるれんこんを合わせて。

ローズマリーとみそ、オリーブオイルという意外な組み合わせがマッチして、香りまでおいしい一品です。副菜としてはもちろん、お酒のおつまみにもよく合います。

ローズマリー香るベーコンのペペロンチーノ

イタリア料理店の元店長で、オンラインのパスタソース屋さんなどを運営する朝倉駿さん(@shunasakura1990)。朝倉さんの作るパスタは、お手軽でありながら本格的な味わいが楽しめます。

「ローズマリー香るベーコンのペペロンチーノ」はシンプルな構成ながら、ローズマリーの香りとベーコンの旨みがたまらないおいしさ。

上手に作るのには「にんにくを焦がさない」などのコツがあるので、画像をスワイプして確認しながら作ってみてくださいね。

チキン揚げパン・ローズマリー風味

「トータルハーブコーディネートHERBA」を主宰する、ハーブコーディネーターでハーブ料理家の白山美奈子さん(@herbs.shiroyama)。

「チキン揚げパン・ローズマリー風味」は、お子さんたちのお腹を満たすパンを目指して作られたそう。

ササミは、ローズマリーを入れた水に30分ほど漬け込むことで、やわらかな仕上がりに。パンはフランスパンのほか、食パンなどのほかのパンでもOKです。

カリカリのパンとやわらかなチキン、そしてローズマリーがふわりと香る揚げパンは、お子さんはもちろん、みんなが笑顔になるおいしさです!

トスカーナ風フライドポテト

銀座の人気フレンチレストラン「Mardi Gras」のシェフが考案した「トスカーナ風フライドポテト」。

じゃがいもと一緒にハーブとにんにくを入れて揚げることによって風味が増し、おいしく仕上がるのだとか。

@higucciniさんはタイムとローズマリーを使い、にんにくは多めに。じゃがいもは太めにカットして強力粉をまぶしてから揚げています。

最後に強火で仕上げたカリカリのフライドポテトは、食べ始めたら止まらなくなること請け合いです!