夏が旬で栄養豊富なつるむらさき。つるむらさきは特有の臭いや風味がありますが、その独特さゆえに初めて食べる方は心配に思う方も多いはず。今回はつるむらさきの臭いの特徴や、傷んでいるかどうかの見分け方、さらにはおいしく食べられる調理法も紹介します。
つるむらさきから変な臭い…食べても大丈夫?
つるむらさきには独特な風味があるため、食べて大丈夫なのか不安に思う方もいるのではないでしょうか。しかし、つるむらさきが新鮮で、傷んだ様子がなければ食べても問題ありません。
夏が旬のつるむらさきは、独特な風味とシャキシャキ、ネバネバとした食感が特長の野菜です。この風味は「土臭い」「青臭い」と感じることもあれば、人によっては「生臭い」「下水のような臭い」「カビ臭い」などと感じることもあるようです。
洗っても調理しても風味が残りますが、調理法を工夫すると臭いを抑えることもできますよ。
ただし、臭いにかかわらず傷んでいるサインがみられるときは、食べるのを控えておきましょう。
傷んでいるつるむらさきの特徴
傷んだつるむらさきには、以下のような見た目上の特徴があります。
- 見た目に白色や灰色などのカビが生えている
- 乾燥して干からびている
- 変色している
- 汁が出てぬめりが出ている
つるむらさきは茹でると粘り気が出ますが、茹でる前に汁気が出てぬめりが出ている状態は傷んできているサインと考えられます。
このような状態になる前に、早めに食べきるようにしましょう。
つるむらさきの臭いを抑える調理法とは
つるむらさきは生でも食べられますが、加熱した方が特有の風味は抑えられます。さらに臭いを抑えるには、少し濃いめの味付けにしたり、油と一緒に調理したりといった方法がおすすめです。
和え物なら、しょうゆをいつもより少し多めに入れることで、しょうゆの風味で臭いが気になりにくくなります。ごまやかつお節などの風味がよいものをあわせて使うのもよいでしょう。
また、油と一緒に調理すると臭いを抑えられるので、炒め物はもちろん、天ぷらにしてもおいしくいただけます。炒め物ならごま油やにんにくなどの香りがあるものもプラスすると、さらに臭いが気になりにくくなるでしょう。
配信: トクバイニュース