食べても罪悪感なし!?ブリスボールの3つのコンセプト
ブリスボールは元々ヨガをする人たちが作りはじめたおやつです。ドライフルーツ、ナッツ、カカオパウダーなどを攪拌し丸めたもので、見た目はトリュフチョコレートに似ています。ブリスボールには、3つのコンセプトがあります。
1. No Sugar(砂糖不使用)
2. No Gluten(グルテンフリー)
3. No Additives(添加物不使用)
市販のお菓子は上記の3つを含んでいるものが多いのですが、ブリスボールはこれらを使用しないことで罪悪感なしのおやつと呼ばれる理由のひとつです。改めて3つのコンセプトで挙げられているものが体に与える影響について、考えてみましょう。
【1.砂糖】砂糖には様々な種類がありますが、一般的な白砂糖についてご説明します。白砂糖は、冷え性、アレルギー、生理異常、しわ、糖尿病、うつや思考力の減退などの原因になると考えられています。また、砂糖は麻薬のような依存性が強いといわれています。
【2.グルテン】最近日本でもよく聞くようになった言葉ですが、海外では既に一般的なグルテンフリー。グルテンは小麦、大麦などの麦類に含まれるたんぱく質のことで、肌荒れや不眠、婦人科疾患などと関係しているといわれています。本来は病気を改善するためのものでしたが、パフォーマンス向上や美容のために海外の著名人が実践していることで広く知られるようになりました。
【3.添加物】化学物質のため分解されにくく体内に蓄積されやすいといわれています。国が認めた添加物が使用されていますが、複合的に摂取した場合の影響が不透明という意見もあり、その真意は明らかにはなっていないといわれています。
実は簡単!ブリスボールの作り方
手作りのおやつは手間がかかって大変な印象がありますが、ブリスボールの作り方はとても簡単。フードプロセッサーで攪拌した材料をひと口分に丸めるだけです。色々なレシピがありますが、基本の材料は以下のものです。
【1. ドライフルーツ】砂糖、添加物不使用のものがおすすめ。デーツ、プルーン、クランベリー、クコの実などがよく使われます。
【2. ナッツ類】アーモンド、カシューナッツ、くるみなど。
【3. 粉類】ココナッツファイン、きな粉、カカオパウダー、抹茶パウダーなど。
分量はドライフルーツ、ナッツ類、粉類を1:1:1が基本で、まずドライフルーツと粉類をフードプロセッサーに入れてペースト状になるまで約3分間攪拌させたら、さらにナッツ類を加え、ナッツが適度な大きさになるまで再度攪拌します。攪拌させたものをラップにひと口大のせて、丸めたら完成です。
食べて嬉しい!ブリスボールの特徴
3つのコンセプトでおやつなのに罪悪感がないと注目されるブリスボールですが、他にも嬉しい特徴があります。
主な原材料であるドライフルーツには、ミネラル・ビタミン・食物繊維が、ナッツ類には不飽和脂肪酸などの良質な油が含まれています。これらの栄養素は市販のお菓子では摂取しにくい栄養素として知られています。また砂糖を使用していなくても、ドライフルーツの自然な甘さやナッツの歯ごたえがあるため、少量でも満足感を感じやすいのが特徴です。
手作りブリスボールで体に優しい間食を
いかがでしたか。おやつは罪悪感があるものと思いがちですが、食べるものの質を見直せば決してそんなことはありません。とても簡単なのでぜひ作ってみてください。