汚れたリュックの洗濯術!自宅で簡単に丸洗い

第321回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
子どものリュックやマザーズバッグなど、ママの周りには両手が自由に使えるリュックが多そう。でもリュックは毎日のように頻繁に使うものだし、背中にあると気付かないうちに何かに擦ってしまって、汚れが少しずつ付着して汚くなりがち。そこで、自宅でできるリュックの洗濯方法を紹介します。

汚れたリュックの洗濯術!自宅で簡単に丸洗い

●消しゴムや拭き洗いでキレイにする

汚れがそんなにひどくない場合は、プラスチック消しゴムで落ちる場合があるので、傷まないよう様子を見ながら消しゴムで擦ってみましょう。もう少ししっかり洗いたい場合は、洗面器に薬局などで売っている精製水500mlと洗濯用洗剤5mlを入れてよく混ぜます。できた洗剤液にタオルを浸し、水が垂れない程度に軽く絞ってリュックの汚れを丁寧に拭いていきましょう。その後、かために絞った布で水分を拭き取り、形を整えてから室内で陰干しします。

●もっとしっかり洗いたいなら押し洗い

汚れがひどくて拭き洗いではキレイにならなさそうな場合は、押し洗いがオススメ。リュックから外せるパーツは外しておき、ジッパー類はあけておきます。ぬるま湯に洗剤を適量よりも少し少ない程度に入れて、しっかりかき混ぜて軽く泡立ちが確認できたらリュック全体を洗剤液につけます。裏返したり、なかに手を入れて内側もしっかり押し洗いしましょう。目立つ汚れは洗剤をつけたブラシやスポンジでこすり洗い。汚れが落ちたら、水ですすいでしっかり揉みながら洗剤を落とします。最後に水気をきって室内に陰干し。この際、内側などの乾きにくいところは、水分を拭き取っておくと乾きやすいそうです。

●こんな洗い方はNG!

洗濯機は型崩れがしやすいため、リュックの洗濯方法としてはNG。塩化ビニールの素材の場合は洗浄液も使えません。部分的に革などの素材や濃い色が使われているものは、丸洗いすると色移りがおこる場合があるので注意が必要です。また漂白剤はシミの元になるので、おしゃれ着専用洗剤など、漂白剤が含まれていないものを選んでください。熱湯もリュックを傷ませる原因となるので、ぬるま湯程度に。乾かすときも直射日光は避けて陰干しが◎。

リュックは両手が自由になるため、子育て中のママや小さい子本人にとっても手放せないアイテム。毎日使うものだからこそしっかりお手入れをして、愛着を持って使いたいですね。
(文・姉崎マリオ/考務店)

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