裏ごしがうまくできない…。ママのお悩みに管理栄養士がアドバイス!

裏ごしがうまくできない…。ママのお悩みに管理栄養士がアドバイス!

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は離乳食の裏ごしに関するご質問です。

離乳食の裏ごしの調理のコツ

ポイントは、大人が感じるよりも食材をやわらかく煮ることです。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

■根菜類は大きめに切ってから煮る
根菜類は、1cm幅以上の大きめに切ってから煮ましょう。小さく切って煮るとなかなかやわらかくなりにくいです。これは7~8カ月ごろ(離乳食中期)以降になっても一緒です。大きめに切って煮るほうがうまみも逃げにくくおいしさもアップします!

■煮るときはフタをして煮る
鍋で煮るときは、フタをして中火~弱火で煮ましょう。フタを開けたままだと蒸気になって鍋の中の水分が減ってしまいます。効率よく熱を加える意味でも、フタのある鍋で煮てみましょう。

■クタクタになるまで煮ると裏ごししやすい
食材をクタクタにやわらかく煮ると裏ごししやすいです。目安は、親指と人差し指で軽く押したらつぶれるくらいの固さ。裏ごししやすいか・しやすくないかで、5~6カ月ごろ(離乳食初期)の離乳食の調理は格段にラクになります。

7~8カ月ごろ(離乳食中期)になったらブレンダーがおすすめ

ブレンダーがあると離乳食づくりに重宝します。ブレンダーを使う食材は、じゃがいもなどの繊維が残りにくいものがいいですね。たとえば、繊維が多いほうれん草などはブレンダーを使ってもかなり繊維が残ります。この繊維を5~6カ月ごろ(離乳食初期)は取り除いてあげたいので、繊維が残るものはブレンダーではなく裏ごし器を使うことをおすすめしています。

かぼちゃの煮物などは、大人用に作ったものでも味付け前の出汁と素材のみの状態のときに、少し取り分けてブレンダーでなめらかにするだけで5~6カ月ごろ(離乳食初期)から食べさせることができます。

7~8カ月ごろ(離乳食中期)に近づけば、すべての食材でブレンダーを使ってもOKです。夏なら茹でたとうもろこしをすりつぶすなど、旬の食材を離乳食に取り入れることもラクになりますね。

※参考: ニュース(食・レシピ)「時間がかかって面倒!離乳食の裏ごしがもっとラクになる方法を教えます」「離乳食の裏ごしがラクになるアイテムを離乳食インストラクターが教えます」【著者:保育士・一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田馨】

ベビーカレンダーは、妊娠や育児のお悩みを抱えたママさんの強い味方でありたいと思っています。自分だけではどうしても解決できなかったとき、不安で仕方がないときは本物の助産師や管理栄養士がリアルタイムでお悩みや質問にお答えする『助産師に相談』『管理栄養士に相談』の掲示板をぜひご活用ください!

関連記事:

配信元

ベビーカレンダー ロゴ
ベビーカレンダー
『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんの成長に合わせて一人ひとりに必要な情報を、毎日個別にカスタマイズしてお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。 妊娠してから1歳までのお子さまを持つかたに向けて、毎日新しい、役立つ情報をお届けします。 日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。
『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんの成長に合わせて一人ひとりに必要な情報を、毎日個別にカスタマイズしてお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。 妊娠してから1歳までのお子さまを持つかたに向けて、毎日新しい、役立つ情報をお届けします。 日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。