●収納場所を区別して使いやすく!
コスメ収納のコツは、「見やすい」、「取り出しやすい」、「使いやすい」を心がけることです。例えばスキンケアコスメは、お風呂でメイクを落としてからなるべくすぐに使いたいところ。そこでお風呂上がりにすぐ使えるよう、洗面台の下に入れておくのが効率的です。ただし、洗面台下は奥行きがあるので、手前からどんどん詰め込んでしまいがち。奥の物も見やすいよう、引き出して使える奥行きのあるケースを使うときれいに片付きますよ。
リップやグロスの収納は、立てておくと場所をとらず便利です。でも、縦だと上から見てもどれがどれだか…。そんなときは、無印良品の『ポリプロピレンメイクボックス』のように、仕切りのついた入れ物を使い、仕切られた範囲ごとに入れる物を決めておけば区別がつきやすいです。さらにリップのキャップ部分を上になるようにし、キャップ上部に区別がつくようにシールなどを貼っておけばより効果的! 口紅の色と同色のシールを貼るなどの工夫をするとさらにわかりやすいですね。
ブラシは透明のペン立てや瓶にビー玉を入れれば、ちょっとオシャレなブラシ立てに早変わり。布製などの持ち運べるメイクブラシケースを利用して、ブラシを一本ずつ区分けして入れれば、筆同士の摩擦を防いでくれ、見やすく、目的のブラシをすぐに使うことができるので、こちらもオススメです。
●無印のアクリルケースは海外でも人気!
無印良品の『重なるアクリルケース』シリーズは、その機能性と、上にどんどん重ねていける拡張性から海外のオシャレブログなどでも度々紹介される人気収納。コスメの種類によって段を変えたり、上にアクリルスタンドをのせて、引き出しに入らない香水やミストなどを置けば、インテリアのアクセントにもなるスグレモノです。
せっかく買ったのに、どこに行ったかわからず実は1回しか使っていない…。何かイベントがあるたびに買い直している、探すのが面倒だから結局使うのは数個だけ、といったコスメの整理が苦手な人も、収納場所や収納アイテムを変えるだけで、すぐに収納上手になれるかも?
(文・姉崎マリオ/考務店)