整理収納アドバイザーは見た!片づけてもすぐに散らかる人がやってる「4つのNG収納」

私は整理収納アドバイザーとしてたくさんのご自宅にご訪問し、片づけや収納の悩みを解決しています。皆さんそれぞれ工夫して、片付け・収納をしていてもすぐに散らかってしまい、思うようにスッキリできずに悩んでいらっしゃいます。今回は、片づけがうまくいかずに悩んでいる人たちがやってしまいがちなNG収納事例を、お客様事例を交えてご紹介します。

NG収納事例1:細かく分けすぎ収納

これは、収納に興味がある人に多いのですが、インスタや雑誌などをみて、細かくキレイに分類された収納事例をみて、「素敵!真似してみよう!」と思う事があると思います。

この場合、きれいに収納ができている人達はきっとモノが整理されていて少ないのです。

モノの量が多いまま、細かい分類の収納にしてしまうと、結局全てが入りきらなかったり、仕切りにモノの形が合わずに入らなかったり、という結果になってしまします。

上の画像は、電池のサイズに細かく分かれた専用のケースを買ってみたものの、結局ストック電池の数と合わずにスペースが足りなくなった事例です。

先日も、細かい引き出しに1つ1つサングラスを入れたいと思ってサングラス専用の細かい引き出しケースを購入したのに大きめサングラスだと入らない、と結局出しっぱなしになって、引き出しは活用できていない、というお客様がいました。

細かく分けすぎ収納は、非常に収納に興味があり、モノの整理ができている人でないと長続きはしません。

また、ママだけが収納に興味があって細かく分類する収納にしてしまい、子どもやご家族がやってくれない、という事態にもなりがちです。

NG収納事例2:出し入れするのが面倒な収納

先ほどの細かく分けすぎ収納とも似ているのですが、出し入れが面倒な収納をしている人も多いです。

収納を開けて、フタを開けて、その中にジップロックで分類されているような収納だと出し入れするのがとても面倒になってしまいます。

また、収納にこだわりすぎると収納の中までさらに見えなくするという二重収納になってしまう人も多いです。

もちろん見た目のキレイさや統一感は大事ですが、出し入れのしやすさも考えてみてくださいね。

人は、取り出すときはそのモノを必要としているので、多少面倒でも取り出すことはしますが、しまう時は面倒な収納ですと出しっぱなしになってしまう事が多いです。

結果的にお家の中に出しっぱなしのモノがあふれ、どこに何があるかわからないということになってしまします。

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