生理について2人で考える
このことがきっかけで、生理中はどんなふうに過ごすのが最適なのか2人で考えるようになりました。私はPMS(月経前症候群)でイライラすることも多いので、生理前は事前に彼に伝えているのですが、今では、彼のほうが生理周期を把握してくれています。
また、私は、生理中に貧血になりやすいので、鉄分の多い食事を心がけています。同棲を始めて2年目ですが、今でも生理がくるたびに、彼は鉄分たっぷりの煮込みハンバーグを作ってくれるようになりました。
そして、生理前と生理中はお酒を控えて無理な外出はせずに、気分転換に自然の多い公園にお散歩に行くようにしています。
男性が体験したことのない生理について理解することは難しいことだと思います。私は、「言わなくてもわかってほしい!」と思うことがあるのですが、彼からは「言ってもらわなくてはわからない」と言われたことがあります。それからは、自分の生理中の症状やこうしてほしいという気持ちを素直に伝えて生理中も良好な関係でいられるようになりました。
一緒に考えて生理と向き合ってくれる彼には感謝しかありません。彼のように、女性の生理に寄り添って行動できる男性が増えるといいなと思います。
著者/久保山
監修/助産師 REIKO
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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