みかんを食べると太る?ダイエット中の食べ方のコツを管理栄養士が解説

みかんを食べると太る?ダイエット中の食べ方のコツを管理栄養士が解説

ダイエット中にみかんを食べたいときは?気を付けるポイント

ダイエット中にみかんを食べるときには、食べる量や食べ方に気を付けると安心です。ダイエット中の食事にみかんを取り入れるコツをいくつか紹介します。

1日2個までを目安に!

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厚生労働省と農林水産省が策定した「食事バランスガイド」では、1日の果物摂取量の目安を約200gとしています。これをみかんに当てはめると、大きさにもよりますが「およそ2個」となります。

パパッと皮をむくだけで手軽に食べられるため、ついつい3個・4個……と手が伸びてしまいがちですが、ダイエット中には量をしっかりと意識しながら食べるようにしましょう。

また、ほかの果物も一緒に食べるときには、あわせて200g程度となるように量を調整することもポイントです。

※参照:農林水産省「「食事バランスガイド」について」

できれば缶詰ではなく生のまま

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缶詰のみかんはツルッとした食感で甘みも強く、とても食べやすいですよね。しかし缶詰の場合、シロップで漬けてある分カロリーも高くなってしまいます。

たとえば、缶詰のみかん100gあたりのカロリーは、果肉のみで63kcal。シロップもあわせて食べると、シロップ大さじ1(15g)あたり9kcalのカロリーアップとなります。

そこで、缶詰のみかん:果肉(100g)+シロップ(大さじ1)と、生のみかん100gあたりのカロリーを比較してみましょう。

・みかん 生(100g)…49kcal
・みかん 缶詰(果肉100g+シロップ大さじ1)…72kcal

缶詰のみかんを食べた場合、生のみかんよりも23kcalほど多いカロリーを摂ることになります。「ダイエット中だからできるだけカロリーを抑えたい」という場合には、生のみかんを選ぶのがおすすめです。

もしも缶詰のみかんを食べるときには、とくにシロップの量が多くなりすぎないよう、また食べる頻度が高くなりすぎないように気を付けましょう。

※参照:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

薄皮や筋も食べるのがおすすめ

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みかんの薄皮や白い筋には、「ペクチン」と呼ばれる食物繊維が多く含まれます。ペクチンは水に溶けやすい食物繊維で、血糖値の上昇をゆるやかにする効果が期待できます。

血糖値が急激に上がるとインスリンというホルモンが過剰に分泌され、身体に脂肪をため込みやすくしてしまいます。そのためダイエット中には、食後血糖値の急上昇を抑えてくれる食物繊維などをしっかりと摂ることがおすすめなのです。

またペクチンには腸内環境を整える効果ものぞまれるため、ダイエット中に気になりやすい便秘の予防・改善が期待できます。

食感が苦手でなければ、みかんは薄皮や筋ごと食べるようにしてみましょう。

みかんは工夫次第でダイエット中にも安心して楽しめる!

みかんは甘みのある果物ですが、カロリーや糖質が特別に高いわけではありません。また、薄皮や白い筋も丸ごと食べれば、便通改善に役立つ食物繊維を摂ることもできます。食べすぎには注意が必要ですが、今回紹介したコツを参考にしながら、ぜひダイエット中にもみかんを楽しんでくださいね。

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トクバイニュースは「くらしを少しでもラクに、ちょっぴり幸せな日常を」をテーマにしたライフスタイルメディアです。日々の買い物が楽しくなるような話題の商品情報や、料理・掃除・洗濯など家事のコツをわかりやすくお届けします。
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