【2022年2月】今月安く買える野菜はどれ!?価格見通しからおすすめを解説!

【2022年2月】今月安く買える野菜はどれ!?価格見通しからおすすめを解説!

台風や大雪、水不足などによって収穫量が大きく変わる野菜。旬の時季は比較的安価で手に入るイメージがありますが、生育状況によっては意外と高かったりすることも。今回は日々刻々と価格が変動する野菜の価格見通しを農林水産省のデータから解説します。

「そろそろ春キャベツの時季だなあ」なんて思ってスーパーを覗いてみたはずが、なぜか旬ではない野菜が安くなっている……なんてこと、ありますよね。野菜は天候などの影響で育ち方が変わるもの。

収穫量によって常に価格は変動していますが、実は農林水産省が野菜の価格について聞き取り調査をしているのはご存知でしたか?
東京都中央卸売市場に出荷される野菜について、例年と比較した価格の見通しを毎月発表しているんです。

今回は令和4年2月分時点での野菜の価格動向について、発表されている資料からわかりやすく解説します。

2月の野菜生育状況

令和4年度2月は、にんじん(2月前半)・はくさい・ねぎがお買い得に買える見込みです。

だいこんはおおむね順調に育っているものの、寒さによって生育が遅れ気味な産地も一部あります。にんじんの生育は良好です。

キャベツはおおむね順調に育っていますが、一部の産地での寒さによって生育が停滞しています。ほうれんそうは・レタスは気温の低下により、生育が遅れ気味。ねぎは太くよく育っているそうです。

きゅうり・なす・トマト・ピーマンは、順調に生育しているものの、一部の産地での寒さによって生育が遅れ気味。肥大が遅く、小さめになっています。

ばれいしょ・たまねぎは生産地での干ばつの影響を受け、小玉傾向にあります。鹿児島県のばれいしょは、本土では少々玉付きが少なめとのこと。島しょ部産のばれいしょは順調に育っています。さといもは平年並みです。

今月お買い得な野菜は?

にんじん

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令和4年2月に東京都中央卸売市場で扱うにんじんのうち、74%が千葉県産。主産地において生育が順調だったため、2月前半の出荷数は平年を上回る見込みです。2月前半は例年よりお得な価格で買うことができますが、2月下旬にかけては関東産の出荷が少なくなるため、2月後半には平年並みの価格に戻るでしょう。

にんじんを使ったおすすめ料理

<にんじんしりしり>

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子どもパクパク♪ツナ缶×にんじんの最強沖縄おかず「にんじんしりしり」免疫力や美肌にも!

ツナ缶といえば、常備している家庭も多い食材のひとつ。ですが、意外とツナを使ったレシピのレパートリーが増えず、困っている人も多いはず。そこで今回は、ツナ缶を使ったレシピを紹介します。管理栄養士で沖縄料理研究家の筆者が、簡単にできるツナ缶活用沖縄料理を提案します。

にんじんがメインのおかずになる「にんじんしりしり」。ツナの缶詰とにんじん、卵があれば、ご飯がすすむおかずが作れちゃいますよ!甘みの強い冬のにんじんをたっぷり楽しんで。

はくさい

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令和4年2月に東京都中央卸売市場で扱うはくさいのうち、80%が茨城県産、10%が群馬県産です。主産地での生育は良好で、潤沢な出荷が見込まれます。2月を通して出荷数量が多くなり、お安く購入できそうです。

はくさいを使ったおすすめ料理

<やわらか鶏むねと白菜の中華煮>

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やわらか鶏むねと白菜の中華煮

鶏むね肉、白菜、○塩、○酒、○しょうがチューブ、○片栗粉、●オイスターソース、●しょうゆ、●酒、■片栗粉、■水、ごま油

調理時間:15分

とろーり優しい食感のはくさいと、あっさりした鶏むね肉を使った中華煮は、寒い冬にぴったり!生姜を効かせたほっと温まるメニューです。

ねぎ

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令和4年2月に東京都中央卸売市場で扱うねぎのうち、39%が千葉県産、17%が埼玉県産、13%が茨城県産です。不友の傾向にあるのも嬉しいですね!主産地での生育は良好で、潤沢な出荷が見込まれます。価格は2月を通して、平年よりお安くなりそうです。

ねぎを使ったおすすめ料理

<えのきとねぎのレンジナムル>

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もう賞味期限は切れさせない!コチュジャンを最後まで使い切るレシピ

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ねぎをたっぷり楽しむならレンジナムルがおすすめ!レンジでぱぱっと調理できるので、メイン料理を作る合間にできちゃいます。ご飯のおかずにもおつまみにも、あると嬉しいメニューです。

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