リビングに私物を置かない
次は、リビングに私物を置かない、というルールです。私物を持ち込まない、ということではありませんが、「持ち込んだら持って帰る!」を意識しています。
リビングは暮らしの中心であり、リビングにあればラクなのはわかりますが、誰かがラクだからとリビングに物を置きだすと、それぞれの家族の物も自然とリビングに置かれるようになってきてしまいます。
我が家も子ども部屋などは、結構ゴチャゴチャしていますが、それはそれで仕方がないと思っています。
リビングに定位置を置くものは、家族共通で管理するもの、家族で共有するものや、家事関連のモノなどに限定していくとよいと思います。
極端な話ですが、リビングに置くモノの数がゼロであれば絶対に散らかることはありませんもんね。なので、できるだけ最初からリビングに置かないように心がけています。
住宅事情によって個人の部屋がない場合は、リビングの1か所にその人専用の場所を作ってみてくださいね。カラーボックス1つでもよいと思います。
むやみに飾らない
ここまでルールを守ってきたら、散らからずスッキリした部屋になっているはず!ですが、もう1点ルールをお伝えするとすれば、むやみやたらに飾らない、というルールです。
子どもが書いてきた絵、工作、昔の写真。1つずつは素晴らしい思い出なのですが、お部屋のどの向きをみても子どもの作品や絵が飾られていると、片付いている家でもどうしてもゴチャゴチャしてきます。
飾る壁やコーナーを決めて、その範囲で飾るということが大切です。
ちなみに我が家は、子どもたちが赤ちゃんだった時の小さなフレームが2つトイレに飾ってあります。他にもたくさん思い出の写真はありますが厳選するようにしています。
また小さなお子様がいる家では、おまけでもらったシールなどを家具や、壁にペタペタされているのをよく見かけますがゴチャゴチャしてみえる原因に。
もちろんそれが悪いことではありません。見ていてうれしくなるのであればOKです。
ですがもし、その空間を「スッキリさせたい」「理想のインテリアを楽しみたい」と思う気持ちがあれば、むやみやたらに貼らないようにしてみてください。
シールは専用のスケッチブックなどに貼る、家具の扉を開いた内側に貼ってもらう、など、貼る場所を決めてしまうのも方法の1つです。
「子どもが貼りたいというんです。」「子どもが段ボールで作ったモノを捨てたくないというのです。」とおっしゃり、お子様の意見を尊重するために悩んでいる方も多いです。
でも、幼稚園や学校でペタペタどこにでも貼っていい訳でもありませんし、いくら自宅といってもある程度のルールが必要だと思います。
「ルール、ルールってめんどくさい!」と感じてしまうかもしれませんが、やってみるとあたり前の習慣になってくるので大丈夫だと思います。
最初は少し面倒と感じることもありますが、理想のスッキリした暮らしと、スッキリしない暮らしを天秤にかけながら、ご自身の居心地のよいバランスを見つけてもらえたらいいな、と思います。
配信: michill(ミチル)
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