バナナダイエットは失敗することも?成果が出ない理由とは
食事量をコンパクトにして減量を目指すバナナダイエット。しかし、実践すればかならず成功するとは断言できません。失敗の原因として、以下のような理由が考えられます。
食べるバナナの量が多すぎる
朝バナナダイエットでは「バナナは好きなだけ食べてもよい」とされています。しかしバナナは比較的高カロリーな果物。食べすぎはカロリーの摂りすぎにつながり、思ったよりも成果が出ない可能性があります。
朝食の量に満足できず、そのほかの食事量が増える
「朝食がバナナだけで少なかったから」と、そのほかの食事量がダイエット前より増えると、摂取エネルギーが過剰になるおそれも。食事からのカロリーが消費するカロリーよりも多い日が続けば、体重が増えてしまいます。
また食事量の少なさに日が経つごとにストレスが溜まり、成果が出る前にやめてしまうということもあるようです。
間違ったやり方で行う
「バナナダイエット=バナナを食べるだけでやせられる」という思い込みから、やり方を間違えてしまわないように要注意です。普段の食事にプラスして、バナナをたくさん食べ続ければ、単純に1日に摂るカロリーが増えてしまい、体重増加の原因になりえます。
バナナの味に飽きる
バナナダイエットでは、バナナを毎日何本も食べるようになります。そのためもともとバナナが好きな方でもバナナの味に飽きてしまい、挫折する方もいるようです。
バナナダイエットのデメリット
バナナダイエットは成功すれば短期間でのダイエット効果が期待されるダイエット法です。しかしバナナダイエットに限らず、特定の食材だけを食べる単品ダイエットは、大きなデメリットも持ち合わせます。
それは「1つの食材だけでお腹がいっぱいになると、ほかの食材が食べられなくなる」という点。さまざまな栄養を摂る機会を失うと、身体に必要な栄養素の過不足が生じ、体調を崩すリスクが高まります。
また単品ダイエットのほとんどは、1日の摂取エネルギーを極端に抑えるダイエット法です。食事量を一気に減らすと、私たちの身体では体脂肪だけでなく筋肉量も減少するため、代謝が悪くなり、太りやすい体質に。食生活を元に戻したときに、リバウンドしやすくなることが考えられます。
配信: トクバイニュース