トレビスとはどんな野菜?その特徴や苦い味を活かす食べ方を管理栄養士が解説します

トレビスとはどんな野菜?その特徴や苦い味を活かす食べ方を管理栄養士が解説します

トレビスのおすすめの食べ方

日本では生で食べることが多いトレビスですが、ヨーロッパではリゾットやパスタなど火を通して食べる料理にも頻繁に使われます。そこでここでは、トレビスのおすすめの食べ方をいくつか紹介します。

サラダや付け合わせとして

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苦みが苦手な方や、子どもと一緒に食べるときは、サラダやマリネなど、火を通さない料理にするのがおすすめです。さっぱりとした口当たりであるため、肉料理など油っこい料理の付け合わせにもピッタリです。

トレビスを色よく仕上げるポイントは、カットするときに包丁を使うのではなく、手でちぎること。包丁でトレビスを切ると細胞が押しつぶされてしまい、鉄分の影響で苦みが強くなったり、切り口が変色したりする可能性があります。

ソテーやグリルなど、火を通して食べるのも◎

苦みが強くてもかまわなければ、フライパンで炒めたり、オーブンでグリルしたりと、火を通して食べるのもよいでしょう。料理に添えるとお皿の上がグッと華やかになります。トレビスの苦みは酸味の強い味付けと相性バツグンなので、フレンチドレッシングなどをかけて食べるのもおすすめです。

本場ではリゾットが定番!

トレビスの生産量が多いイタリアでは、リゾットに使うのが王道です。トレビスの赤紫色の色素成分「アントシアニン」が溶け出し、赤みがかったかわいらしい見た目に仕上がります。

おいしいトレビスの選び方と保存方法

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トレビスを購入するときは、以下のポイントをチェックしてみましょう。

・葉がみずみずしく、しおれていない
・あざやかな赤紫色をしている
・葉脈が真っ白で、変色していない
・表面が傷ついていない
・切り口の変色が少ない

このような条件に合えば、新鮮である証拠です。

購入したトレビスはラップで包み、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。ただし、冷蔵保存の場合、日持ちはあまりせず、2日ほどといわれています。長期保存をしたい場合は、1枚ずつかためにゆで、冷凍保存するのがおすすめです。

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