本当の友だちに主従関係なんてない!理不尽な態度にはどう立ち向かう?子どものピュアな心がまぶしい『ともだち』

本当の友だちに主従関係なんてない!理不尽な態度にはどう立ち向かう?子どものピュアな心がまぶしい『ともだち』

子どもたちが生きる小学校という小さな社会の中では、毎日さまざまなことが起きています。愛すべき宇宙人(@aisubekiutyu_jin)さんは、小学生の息子を通して知る、ときに過酷に思える子どもたちの世界を、温かい親の視点も交えて描いています。仲良く登下校していたはずの4人組の中である日突然生まれた主従関係。理不尽な言葉や態度に戸惑いながらも、しっかりと立ち向かっていく息子の成長を描いた『ともだち』をぜひお読みください。

ⓒ愛すべき宇宙人(@aisubekiutyu_jin)

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突然の仲間外れ。そこに味方が現れた!

学校から家まで決して近いとは言えない距離。友だち4人でわいわい帰る楽しい時間のはずが、リーダーになると言い出したミツオの言葉で状況が変わります。

端を歩かされ仲間外れにされる息子にとって、下校時間はつらい時間に。押しつけられる理不尽な主従関係に、だれも「イヤ」と言い出せずに過ぎる日々。そしてあるできごとを機に、息子は1人で下校することになります。

そこに声をかけてきたのは、同じ下校グループだった「たっくん」でした。

ミツオに言われるがままになるのではなく、どうしたいのか自分たちで考えて行動し始めた2人。それを知ったミツオはどうするのでしょうか。

激怒したリーダー格の子の手にハサミ

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2人で一緒に帰ることにした息子とたっくん。そのことをミツオには言い出せずにいました。ミツオに一緒に帰れないうその理由を伝えたり、2人で走って帰ってミツオに見つからないようにしたり。それでも一緒に帰れることを楽しんでいました。

そのことを知ったミツオは、ハサミを手に2人の所にやってきます。ミツオのようすに怖さを感じながらも、たっくんは勇気を出して「〇〇くんと帰りたかったんだ」と言ってくれました。2人の友情にとって、大きなできごとになったはず。

結局、たっくんも下校グループを「クビ」に。ミツオとのかかわり方は、その後どうなっていくのでしょうか。

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