さといもは”茹ですぎ”たらダメ!?主な栄養と調理による変化、おすすめレシピまで【管理栄養士が解説】

さといもは”茹ですぎ”たらダメ!?主な栄養と調理による変化、おすすめレシピまで【管理栄養士が解説】

さといもの栄養をムダなく摂ろう!食べ方のコツ

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前述のカリウムだけでなく、水溶性食物繊維であるガラクタンやグルコマンナンも、水に溶けると失われやすいという特徴があります。

水に溶けやすい栄養素を効率的に摂るには、ゆで汁・煮汁を捨てない料理や汁ごといただく汁物などとして楽しむのがコツです。また調理前にさといもを洗うときも、水にさらしすぎないように注意しましょう。

生・水煮・冷凍の違いによって、さといものカロリーには大きな違いはありません。カロリーが気になるからといって、使い分ける必要はないでしょう。皮むきが済んでいる水煮・冷凍のさといもは調理の時短にもなるので、ライフスタイルに合わせて活用してみるのもよいですね。
ただし、カリウムは水煮や冷凍で減少しやすいため、お好みに合わせて選んでみましょう。

おすすめレシピ

さといもの栄養をムダなく摂れる、おすすめのレシピをいくつか紹介します。

里芋ポテトサラダ

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里芋ポテトサラダ

里芋、ツナ缶詰(水煮)、○マヨネーズ、○梅干し、○砂糖

調理時間:15分

じゃがいもの代わりにさといもを使ったポテトサラダ。じゃがいもを使うよりも、カロリーを抑え、より多くのカリウムを補給できるのがうれしいポイントです。
またこちらのレシピでは、さといもは鍋でゆでるのではなく、電子レンジで加熱するので、カリウムなどの損失を防げます。

つぶし里芋のなめたけがけ

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つぶし里芋のなめたけがけ

里芋、なめたけ(瓶詰め)、小ねぎ(あれば)

調理時間:15分

つぶしたさといものなめらかな食感を楽しめる一品です。こちらの料理も電子レンジを活用しています。さといもはゆでるとカリウムやガラクタンが失われやすいため、気をつけましょう。

調理法に気をつけて、さといもの栄養を効率的に摂ろう

さといもにはカリウムのほか、ガラクタンやグルコマンナンなど特徴的な栄養も含まれます。これらは水に溶けやすいため、調理法も意識しながら里芋の栄養を逃さず味わいましょう。

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