アレルギーの場合の桃との付き合い方
桃アレルギーがある場合、どのように桃と付き合っていけば良いのでしょうか。
桃は食べない方が良い?
食物アレルギーがある場合、基本的には原因食物の除去(食べないこと)が勧められます。大人の食物アレルギーは治りづらく「継続的な除去が必要な場合が多い」と考えられています。
ただし全く食べない方が良いかは、症状の程度によって異なる場合もあり、医師の判断が必要です。自己判断せず、医師に指示を仰ぎましょう。
加熱すれば食べられる?
口腔アレルギー症候群では、原因食物を加熱すると食べられるようになる場合があります。症状が口周辺のみに起こる方で、桃の缶詰やコンポートなどを少量であれば症状が出ない方もいるかもしれません。
ですが繰り返しになりますが、自己判断はNGです。人によっては強い症状がみられる場合もあるため、必ず医師に確認してください。
桃が入っているものは必ず表示されているの?
加工食品に卵や小麦などアレルギーの原因となる食品が使われている場合、アレルギー表示が義務付けられています。ですが桃は表示が義務付けられておらず、「推奨表示」となっています。そのため必ず記載されているとは限りません。
桃アレルギーのある方は、加工食品に桃が入っている可能性が考えられる場合は慎重に確認しましょう。
※参照:一般社団法人日本アレルギー学会 アレルギーポータル,日本小児アレルギー学会「食物アレルギー診療ガイドライン2016ダイジェスト版」,消費者庁 食物アレルギー表示に関する情報
桃アレルギーにご用心!
桃アレルギーはあまり聞きなれないかもしれませんが、さまざまなアレルギー症状をもたらすことがあります。しかしアレルギーと思ったら体調不良だった…などの可能性も考えられるため、自己判断せず、体調に異変を感じたときは医療機関を受診してくださいね。
配信: トクバイニュース
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