りんごは本当にダイエット向き?気になるカロリー・糖質や取り入れる際の注意点【管理栄養士が解説】

りんごは本当にダイエット向き?気になるカロリー・糖質や取り入れる際の注意点【管理栄養士が解説】

りんごに含まれる栄養素

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りんごにはビタミンやミネラルなど、果物から摂りたい栄養素が詰まっています。

むくみ解消に役立つ「カリウム」

カリウムはむくみが気になる方は積極的に摂りたい栄養素です。カリウムには余分なナトリウムを排出する働きがあるため、塩分の摂り過ぎが原因となるむくみの解消に役立ちます。

他にも血圧を下げる働きもあるため、高血圧の予防にも大切な役割があります。

腸内環境を整える「食物繊維」

食物繊維は腸内環境を整えてくれる働きがあり、便秘対策には欠かせません。とくに皮の部分に多く含まれるため、食物繊維をたっぷり摂りたい場合は皮ごと食べましょう。

健やかな肌を保つ「ビタミンC」

ビタミンCは健やかな肌を保つのに必要な栄養素です。ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせず、皮膚の健康を保ってくれます。他にも抗酸化作用があり、細胞の老化の原因となる活性酸素の働きを抑えてくれる作用もあります。

※参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」

ダイエットに取り入れる際の注意点

りんごはダイエットにぴったりの果物。ですがダイエットに取り入れるときは、どのような点に気をつけると良いのでしょうか。

置き換えダイエットはおすすめできない

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朝食や夕食を「りんごだけ」に置き換えるようなダイエットは要注意。置き換えダイエットは大幅なカロリーカットができるため即効性が期待できるものの、リバウンドのリスクが大きいものです。

リバウンドを繰り返してしまうと、痩せにくい体質を作ってしまう原因にもなります。りんごだけを食べるといった極端なダイエット法は避けておくのが賢明です。

夜にたくさん食べるのは控えよう

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りんごはダイエットに良いからといって、夜にたくさん食べるのはNGです。夜は身体が省エネモードに入るため、摂取したカロリーをため込みやすくなります。

15時前後の間食として取り入れたり、朝食の際に取り入れるようにすると、少々食べ過ぎてしまっても安心ですよ。

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