“おデブの言い訳”やめたら、10キロ減!蓮水カノン式ダイエットとは?

第3回 蓮水カノンが指南・おデブの言い訳をやめたら10キロやせました!
「言うほど食べていないのに痩せないんです」「ビュッフェに来たら元を取らなきゃ」「女子会や飲み会が多くて…」ダイエットしたい女の言い訳は、はてしなく続く(笑)。そこで、自身も10キロのダイエットに成功した経験を持つ、プロポーション研究家・蓮水カノン氏が、今から始められる簡単ダイエットを指南! まずは“言い訳”からやめてみる?

●ゴールがないダイエットほどつらいものはない!

蓮水カノンが指南!今すぐやめるべき“おデブの言い訳”4箇条

1. 私、ずっとダイエット中なんです
2. そんなに食べていないんだけど…
3. 野菜ばっかり食べているのに痩せません
4. 甘いものを食べないと、仕事が手につきません

「ほとんどの女性が思い当たるフレーズだと思います。まず1についてですが、ゴールがないダイエットほどつらいものはありません。効果が出やすい2週間後をゴールに設定し、例えば“甘いものをやめてみる”など、自分が一番気になっていることを1つだけやめてみましょう。これだけで効果はちゃんと出るはずです。見事成果が出たら、また2週間後にゴールを設定し、今度は3つやめてみることに挑戦してみましょう」(蓮水氏 以下同)

プロポーション研究家・蓮水カノン

2は本当は食べているのに、本人に自覚症状がないのだという。

「“炭水化物を取らないから大丈夫!”といっておかずを摂りすぎている人の決まったいいわけですね。ひじきやほうれん草の胡麻和えなど、食べているのは体にはいいものばかりですが、だからといって副菜は1品まで。たくさん用意して食べてしまうと、健康的に太りますよ」

3については、ダイエッターなら誰もが通るべき道とも言える。

「これも大きな勘違いで、野菜やお鍋はカロリーが少なく、体にいいからいくら食べてもOK! と思っている女性が多いですね。お鍋は、何杯もおかわりして食べ過ぎになりやすい。スープを飲むと下腹がドンドン出てきます。生野菜も、お腹ぽっこりの人はたくさん食べがち。1回の食事で50g程度にしてみましょう」

4も女子にはよくある言い訳だ。

「朝ごはんを食べない代わりにお菓子、午後3時の休憩時間に先輩からお菓子が配られるので断れない、お母さんがお菓子を買ってくるから…など、食べている人は何かにつけてベラベラと言い訳をつけるんですね(笑)。これは“お菓子デブ脳”といって、“本来お菓子は食べちゃいけないものだけど、理由があれば食べてもいい”と勝手に自分の頭の中でルールを作ってしまうのです。お菓子を常習化すると、前ももやひざ上にお肉がつき、スカートが似合わない体型になってしまいます。まずは2週間、お菓子をやめてみましょう。その代わりに、温かい麦茶、ウーロン茶、コーヒーを飲むようにしてください。さらに、寝る前にコップ半分の水を飲むと、排尿効果も高まり、2週間でも何かしらの効果が感じられるはずですよ」

蓮水氏いわく「まずは効果が出やすい2週間後をゴールに定めること」。そこで少しでも結果が出れば、もう2週間続けることができるのだという。ゴールのないダイエットからはもう卒業! 今日から何かひとつ、おデブの言い訳をやめてみよう!

(撮影/大澤彰子 取材・文/蓮池由美子)

お話をうかがった人

ダイエット
蓮水カノン
プロポーション・ドクター
「体重」ではなく「体型」に着目し、自身のカラダでウエスト-5センチ・下っ腹-8センチを実現。運動生理学、解剖学、心理学などを学び、ホームページで体型や体重の悩み相談を公開。 初回の個人カウンセリングは1か月待ちという人気店、青山の直営サロン(キレイファクトリー青山サロン)をオープン。4000人以上の体型改善&ダイエットを成功に導いている。
「体重」ではなく「体型」に着目し、自身のカラダでウエスト-5センチ・下っ腹-8センチを実現。運動生理学、解剖学、心理学などを学び、ホームページで体型や体重の悩み相談を公開。 初回の個人カウンセリングは1か月待ちという人気店、青山の直営サロン(キレイファクトリー青山サロン)をオープン。4000人以上の体型改善&ダイエットを成功に導いている。