サラダや酢の物などによく使われるきゅうりは、切り方次第で食感が全く異なります。この記事では基本的な切り方から飾り切りまで、またきゅうりの色を鮮やかに見せる「板ずり」について、徹底解説します。
きゅうりは切り方で食感が変わる
基本、野菜は切り方で食感が変わります。繊維を垂直に切るとふんわりとやわらかい食感になり、繊維に沿って平行に切ると歯ごたえのある食感になります。
きゅうりの場合は繊維が縦に入っているため、以下のように切ることで食感の違いを味わうことができます。
【繊維を垂直に切る場合(左)・繊維に沿って平行に切る場合(右)】
鮮やかな仕上がりに必要な「板ずり」
きゅうりは料理を鮮やかに見せてくれる食材です。きゅうりの特徴でもある表面の緑色を、より鮮やかな仕上がりにするために「板ずり」をすると良いとされています。
板ずりは、鮮やかな仕上がりにするだけではありません。表面をなめらかにしたり、アクが抜けるなどの役割もあり、きゅうりだけではなくオクラやふきの下処理としても行われます。
下処理を面倒に感じる方も多いと思いますが、板ずりは塩があれば簡単にできます。
板ずりの方法
【手順】
1、きゅうりを洗ってまな板の上にのせる。
2、きゅうり1本に対して小さじ1/2の塩を用意し、きゅうり全体にまぶす。
3、きゅうりを両手で上下に転がす。
4、水で塩を洗い流す。
配信: トクバイニュース