各商品を詳しくチェック! あなたはどれにする?
三菱鉛筆『ジェットストリーム スタンダード』
2006年の発売以降、大人気商品となっているのは、三菱鉛筆(東京都)『ジェットストリーム スタンダード』(0.5mm・参考価格 税込107円・発売中)。それまでなかった、低粘度な油性インクが使われ、書き心地はいまいちと考えられていた油性インクのボールペンでも、なめらかで気持ちの良い書き心地が可能になった。とにかく書きやすく、記者も以前より愛用している。普段から、走り書き気味で、筆圧も弱く、字がうまくない記者だが、このボールペンで書くと、字が「フニャッ」とせずに「シュッ」として、うまくなったような気持ちになる。こちらの商品は、記者も以前からのお気に入りだ!
ゼブラ『ジムノック』
価格も安いため、会社で皆が使用するボールペンとして大量購入するのにも向いている、ゼブラ(東京都)『ジムノック』(0.5mm・参考価格 税込81円・発売中)。今回比べた商品の中では、線が細めで薄いと感じた。こちらのボールペンで文字を書く場合は、筆圧は強めで、ゆっくり書くと、濃くてはっきりした文字が書けた。価格が低いボールペンには、芯が不安定でグラグラするものもあるが、こちらは、低価格だけど芯のブレが気にならなかった。筆圧が強く、1文字ずつしっかり書く人と、こちらのボールペンは相性が良さそう。
ゼブラ『ブレン』
筆記振動(ブレ)を制御したという、ゼブラ(東京都)『ブレン』(0.5mm・参考価格 税込132円・発売中)は、文字を書く時に安定感があり書きやすい。今回唯一のエマルジョンインクのボールペンだ。スタイリッシュでオシャレな見た目は、5番ぺんてる『カルム』にも似ている。走り書き気味の記者が書いても、かすれることなく、なめらかな書き心地でスルスルとクリアな文字が書けた。その書き心地と、筆跡はジェットストリームで書いた時と似ていると感じた。グリップ部分はやや太めな作りで、「ジェットストリームのグリップ部分が太くなったようなペン」というのが、最初の記者の感想だった。記者は女性にしては、手が大きめなので問題ないが、手の小さい人は、グリップ部分が少し太めだと感じるかもしれない。
ぺんてる『ビクーニャEX1』
今回唯一の多機能型ボールペン、ぺんてる(東京都)『ビクーニャEX1』(黒・赤ボールペン0.7mm、シャーペン0.5mm・参考価格 税込742円・発売中)。店頭でビクーニャを探していたら、ノーマルタイプが見つからなかったのでこちらを購入した。ボールペンの芯が0.7mmで、他の商品より大きめ。実際に書いてみると、文字は濃くはっきりとしている。こちらは、筆圧をしっかりかけて、ゆっくり書いた方が綺麗な文字が書けるようだ。普段、筆圧が弱めな記者としては、筆圧を気にして書く必要があると感じた。比較した商品の中では、見た目の高級感が一番あると思ったので、ビジネスの場面などでも使いやすそう。
ぺんてる『カルム』
芯を出す時のクリック音を大幅に削減したという、ぺんてる(東京都)『カルム』(0.5mm・参考価格 税込148円・発売中)。こちらは、今回選んだ油性インクのノーマルタイプ3本の中では、一番価格が高い商品だ。書き心地と書いた文字は、1番三菱鉛筆『ジェットストリーム スタンダード』に似ていて、なめらかで書きやすい。こちらの商品の特徴はグリップ部分が革調になっていて滑りにくく、また、グリップ部分の長さが比較した商品の中では一番長い。これにより、自分の好きなところでペンを握りやすくなっていて、実際に書いた記者も握り心地が良いと感じた。オシャレでスタイリッシュな見た目も高ポイントだ。
ぺんてる『エナージェル』
マジックの細い方で書いたような、濃くてクリアな文字が書けるのは、ぺんてる(東京都)『エナージェル』(0.5mm・参考価格 税込178円・発売中)。最近もSNSでバズったり、テレビなどでも取り上げられている人気商品だ。ゲルインクのボールペンで、実際に書いてみると、インクが濃く、弱い筆圧でも、クリアではっきりした字が書けた。記者的にかなり驚いたのは、速乾性が非常に高いこと。書いた直後の文字をこすっても、全く汚れない。左利きの人は横書きをする際、書いた部分に手がかぶさり、こすれてしまうことがあると思うが、速乾性の高いこちらの商品はそのような心配もないと思う。どのような筆圧で書いても、濃くてハッキリした文字になるので、文字の濃淡はつけにくいように感じた。今回比較した、ノーマルタイプの中では一番価格が高かったが、パフォーマンスが高いので、決して高くはないように感じた。
ゼブラ『サラサクリップ』
今回、一番価格が低かったのは、ゲルインクのゼブラ(東京都)『サラサクリップ』(0.5mm・参考価格 税込77円・発売中)。書いた文字は、濃くてはっきりとした文字になった。こちらのペンの特徴は、可動式のクリップで厚みのあるボードなどでも挟めるようになっているところ。2003年に発売したという『サラサクリップ』は、記者も学生の頃に使用していた。低価格で豊富な色揃えのこちらは、ノートを取る際にも重宝した思い出がある。書いた直後に文字を触ると滲んでしまったので、速乾性の面ではやや気になったが、書いて少し置いておけばすぐに乾いた。
走り書きしやすく、筆圧弱めな記者がおすすめするボールペンはこれ!
記者は、普段愛用しているのは、三菱鉛筆『ジェットストリーム スタンダード』だが、今回、こちらの記事を書く為、沢山のボールペンをためすので、もしかしたら、今後、ボールペンの好みが変わるかもしれないという気持ちもあった。
実際に、今回、比較した商品はどれも書きやすく、持っていると嬉しくなるようなオシャレなもの、筆圧が弱くても濃くてハッキリとした文字で書けるものなど、魅力的な商品が沢山あったが、一通りためした後、やはり、三菱鉛筆『ジェットストリーム スタンダード』が、記者的「書きやすくて、字が上手になるボールペン」だと感じた!
筆記速度や筆圧、利き手や、握り方など、人によって合うボールペンは違うようなので、ぜひ、気になった商品は実際にためして、自分にピッタリなボールペンを見つけてみて!
配信: おためし新商品ナビ
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