連絡しても返事はなかったのに
不安は的中。2週間が過ぎてもAちゃんママのカードだけありません。その後も1週間期限を延ばすLINEをしましたが、返事はないまま。Aちゃんママに無理強いさせたくないのですが、お別れする先生の気持ちを考え「代筆するから内容を教えてほしい」とAちゃんママにLINEを送信しました。
すると、「ありがとう! すっかり忘れてた! 内容は……」と、今まで一度も返事が来たことがないのにすぐに戻ってきて、私はAちゃんママが何を考えているかわからなくなりました。
ママ友の発言に衝撃を受け…
私は急いで代筆を終わらせ、色紙にまとめて後日、園長先生に渡しました。先生は喜んで保護者の一人ひとりにお礼を言ったそうです。それを聞いて私もホッとしました。Aちゃんママに会ったので「協力してくれてありがとう」と伝えると、Aちゃんママは「遅れてごめんね。私、こういうのは好きな人がやればいいと思っててさ」と笑って話していました。
「私だって別に好きというわけではないのに!」とツッコミたかったのですが、長男がニコニコしていたので「そうなんだ。よかったら一緒に帰ろう」と何事もなかったかのように誘いました。
「好きな人がやればいい」発言にはかなり驚きました。しかし、「何を考えているか追求してもモヤモヤするだけ。目の前で笑っているAちゃんママとこれまで通り接しよう」と思うことに。この一件は、これから出会うであろう多くのママ友を前に「いろいろな思考の人がいるのだから、相手の言動について深く考えすぎないほうがいい」という教訓になりました。
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著者:巳村 糸
8歳、6歳、0歳の子どもを持つママ兼保育士。趣味は旅行、レジャー、ショッピング。家族5人になり、軽自動車を手放して7人乗りの天井が見える車を購入。この夏は初のオートキャンプを計画中。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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